ーーーーーーーーー昼休み







私「失礼しましたー。」







はぁ、、、




新学期早々呼び出しって、、最悪だ。





それにしても山田先生、


罰として放課後手伝え！


ってさ、それはおかしいでしょ！！






と、心の中で山田先生に怒りをぶつけているとーー







遥斗『ブスがさらにブスになってんぞ、バカ芽衣』



私「……！！！！ハル君！！」





昼休みにハル君に会えるなんてツイてる ♪





遥斗『芽衣は愛嬌だけが取り柄なんだから』ﾆｺｯ




私「なんか失礼だよ、ハル君！？(怒)」





クスクスっと笑うハル君。





失礼なことを言われてるのに、


かっこいい、と思ってしまう自分が憎い。







遥斗『早く戻らないと弁当食べる時間なくなるぞ』




私「あ、お弁当！！」








『ねぇ、この子が噂の幼馴染ちゃん？』








ハル君の後ろから甘ったるい声が…







遥斗『…あぁ、そうだよ』





『へぇ〜可愛いね〜♡お名前は？』ｷｬﾋﾟｯ







誰！？







私「……も、望月芽衣ですけど！？」







『芽衣ちゃんか〜！私は友香♡よろしくね♡』ｷｬﾋﾟｯ







キャピキャピキャピキャピ、、、




そしてフルネーム言わないのね…




私も名前だけ言えば良かったかな








遥斗『……友香、早く阿部ちゃん(先生)とこ行くぞ』







え、友香！？呼び捨てなの！？







友香『そうだった〜♡またね、芽衣ちゃん♡』ｷｬﾋﾟｯ






私「…は、はは。また…」








苦笑することしか出来なかった







いったいあの人はハル君の何なの？








まさか、










新しい彼女！？








まさかね〜(笑)







まさか、、、












でも、、、




可愛い人だったな、、








髪の毛もパーマかけてフワフワしてて


目も大きくて…






でも、、




ハル君が好きなのは綺麗なお姉さんタイプだから


あの人は違うよね！！







きっと、違う…










違う、と自分に言い聞かせるけれど、、








なぜか胸の奥がざわつく。










そうして、私の昼休みはどんよりした気分のまま

終わった、、










ーーーーーーキーンコーンカーンコーン、