番外編急に書きたくなったので書きます
藍沢先生とあなたは付き合って、同棲してるという設定です
では、どうぞ
――――――――――――――――――――――――――――
あなた
………………しまった
私あなたは風邪を引きました
作を起こさないようにそっとベッドからおり、朝ごはんの支度へ向かった
藍沢
朝、あなたの咳で目が覚めた
この時期、気温の変化が激しいから体調は崩しやすい
あなたの風邪はだいたいが喉からくる風邪だ
隠しに隠し、重症になった時にバレるのがオチだ
すると、あなたはベッドからおり、朝食を作りに行った
あなたの後ろ姿を眺めていていた
あなたが朝ごはんを作ってる時に寝るのもどうかと思った俺は着替えることにした
幸い今日は日勤
あなたも確かそうだった気がするから一緒に帰れたはず
そう思ってすぐ行動
俺は着替えて、あなたのところへ向かうことにした
今のところ変わりはないな
体調崩してると知ってしまったからには、あなたから目が離せない
じーっと見ていたら
バレましたって顔してる
会話が終わったよ同時に運ばれてくる
今日も美味しそう
いや、実際うまい
2人で「いただきます」をする
多すぎず少な過ぎず、いつもいい感じ作ってくれる
夜ご飯は俺が担当している
また2人で「ご馳走様でした」と
こういう何気ない日常を過ごせるってなかなかいいな
作は冗談なのか本気なのか……
表情を一切崩さないからわかりづらい
作の運転で翔北まで向かった
番外編続きます
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。