第41話

37話
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2019/09/22 13:25
あなた「とりあえず、赤みが消えるまで冷やしとこっか」

谷地「しゃち!」

あなた「・・・あいつ、昔私をいじめてたやつに似てる」

谷地「えぇっ?!い、いじめられてたんですか?!」

あなた「うん、そーだよ」

谷地「な、なななんで・・・!!」

あなた「うーん・・・それじゃあやっちゃんだけ特別に私の昔の話、しよっかな」
あなた「私が中学1年生の時、やっちゃんは私が元陸上部っていうこと知ってるよね?」

谷地「は、はい!いつも大会ではトップを維持していたって田中さんから聞きました!」

あなた「あいついつの間に・・・まぁいいや、私はその理由でいじめられていた」
何故か私は入学当初から目立っていたし、賞状も銀立てとかもらっていたから、それで目立っていた

しかも周りに興味を示していなかったから、余計にいじめっ子に嫌われていた
私はいじめっ子が好きだった人に告白された
もちろん、私は微塵も興味もなかったから断った
その事を聞いたいじめっ子の顔は凄かったね、物凄い顔で私を呼んで殴られた、蹴られたりもした

その時のメンタルと来たらやばかった、もうズタボロで、今にでも感情が無くなるほど、やばかった

私のいじめは3年も続いた
谷地「さ、3年も?!」

あなた「うん、でもね挫けなかったんだよ、その理由が陸上部の皆のおかげ、時々だけど勇気を振り絞って助けてくれた、その時といえば泣いてたな〜・・・」

谷地「それで、そのあとはどうなって・・・?」

あなた「もちろん、私は目立つことを嫌った、高校に入ってからは、メガネをかけて髪はおろして、地味に過ごしたよ、でもね」

谷地「でも・・・」

あなた「残念ながら神様はそういうことはさせてくれないらしいw」

谷地「ど、どうしてですか・・・?」

あなた「龍達に会ったから」
私は龍や夕、力、成田、木下のおかげで変わることが出来た
お前は何も悪くない、お前はお前のままで大丈夫だって
私が言って欲しい言葉を言ってくれた
あなた「その時の私ったら大泣きだよ!wwwでも、なによりもその言葉が嬉しくてたまらなかった」
だから私は変わった、2度とあんなめに合わないために、気を強く持った、何を言われても笑いながら煽った、そしたら予想以上のバカになっちゃって
あなた「でも、嬉しかったな〜w」

谷地「私も、あなたさんみたいに、なれるでしょうか・・・」

あなた「なれるよ!私がなってるんだし!あっでも私のは参考にしないでね?私みたいにバカになっちゃうからwww」

谷地「ありがとうございます・・・!!」

あなた「いえいえ!てか暑い!」

谷地「・・・濡れますか?」

あなた「熱湯出るからやめよう←」

谷地「それじゃあ顔だけでも冷やしときましょう!」

あなた「そうだね〜!!」
そのあと何故か水のかけあいっこになって、ずぶ濡れになって、澤村さんと潔子さんに怒らましたとさ☆

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