あれから3日後、あなたは長かった髪の毛を切った

久しぶりに切ったから、少し気持ち悪いと思っていたが
何故かどこか吹っ切れていた

少し男子ぽくなって不安なあなたである

あなた｢おはよーございます｣

青葉城西｢･･･えぇぇええぇぇえええぇえぇえ！？｣

及川｢髪の毛どうしたの？！｣

あなた｢見ての通り切りました｣

矢巾｢えっなに？失恋？！失恋しちゃった系？！｣

あなた｢残念ながら失恋してませんし、好きな人いません｣

金田一｢ま、まさか･･･いじめ！？｣

あなた｢あなた達私の事少し舐めすぎじゃないですか？！｣

岩泉｢おぉ、髪切ったのか、似合ってんぞ｣

松川｢おぉ美少年じゃん、やば｣

花巻｢それで身長が高かったら、まじ男｣

あなた｢よし、後で岩泉さんと私の事言っていない人以外全員殴る｣

及川｢ちょっとやめてよ？！｣

矢巾｢お前、1年にも手出す気か！？｣

あなた｢安心してください、金田一君はビンタ1発だけなのでﾆｺﾘ｣

金田一｢ビンタ･･･ひぃっ！！｣

あなた｢とりあえず私の前に並んでくださいね｣

及川｢逃げるよ！矢巾！金田一！｣

矢巾｢はい！｣

あなた｢･･･金田一君はそんなことしないよね？｣

金田一｢ﾋﾞｸｯ！！｣

及川｢金田一惑わされるな！｣

金田一｢お、俺は！｣

あなた｢ふぅぅぅ〜ん･･･？｣

金田一｢･･･許してください、あなたさん｣

あなた｢にゃはは！冗談だよ！まず私、1年にするのはツボ押ししかやらないから安心して！｣

金田一｢あなたさん･･･！！｣

矢巾｢それじゃあ、俺と及川さんの殴りは･･･！｣

あなた｢はぁ？何言ってんのやるに決まってるでしょ、あと松川さんと花巻さんも｣

松川｢理不尽だな、おい｣

花巻｢や、やめろ！そんなことしたってメリットなんて！｣

あなた｢ストレス発散←｣

青葉城西｢酷い！！｣

部活が終わり、帰り道
先輩らに送って貰ってる最中

及川｢てか、あなたちゃんは好きな人いないのー？｣

あなた｢及川さんほんといきなりですね、いないですよ｣

花巻｢えぇ〜ほんとか？｣

あなた｢てか、どうしてそんなこと言うんですか？｣

松川｢気になるから｣

あなた｢気になるから、ですか･･･｣

花巻｢で、ほんとに好きな人いねーのか？｣

あなた｢いないですよwww｣

及川｢それじゃあ1回なにか思い浮かべてよ｣

あなた｢なにか･･･及川さんのウザイ顔が思い浮かびます･･･｣

花巻｢ぶふっごほっげほっげほwww｣

及川｢酷いよ！あなたちゃん！｣

思い浮かぶ、思い浮かぶ･･･そうブツブツとつぶやくあなた
すると、あなたはあることを思い浮かんだ

赤葦｢あなたが好きだから｣

あなた｢･･･｣

岩泉｢･･･どうした、ピタリ止まって｣

花巻｢おっこれは･･･？｣

松川｢だな｣

及川｢･･･あなたちゃーん、大丈夫？｣

及川に無理矢理顔を上げられたあなたの顔は真っ赤に染まっていた

あなた｢･･･は/////｣

及川｢あなたちゃん･･･顔真っ赤･･･www｣

岩泉｢顔真っ赤だな｣

あなた｢言わないでください！/////｣

松川｢ほら、俺らの言った通りだろ？｣

花巻｢で、誰なの？｣

あなた｢･･･梟谷学園の2年セッター･･･です｣

及川｢あぁ〜あの子か！｣

花巻｢イケメンだったよな〜｣

岩泉｢王様ゲームやった時にいたな｣

あなた｢そうですね！/////｣

家に帰っても、赤葦の顔を思い浮かぶ、あなただった