第29話

特別編、Part1
9,080
2019/09/17 08:26
特別編、もしあなたちゃんが烏野、青城、白鳥沢、梟谷、音駒のバレー部の全員を忘れてしまったら
起きたら、知らないところにいた
ここは?体育館だ
あれ?私は確か、家に帰ろうと
田中「おい、大丈夫か?!あなた!!」
えっ誰・・・?
西谷「良かった・・・無事みたいだ!」

日向「おい影山、あなたに謝れよ〜」

影山「す、すんません!大丈夫すか?!」
誰?誰?影山?誰
大きい人がいっぱいいる
金髪でメガネの人、ヘアバンドをしていて目つきの悪い人でも怖くない、綺麗な人、可愛い子、身長がちっさい子、お母さんみたいな人、お父さんみたいな人
あなた「・・・誰?」
そう言った瞬間、皆の顔が険しくなった
険しくっていうより、悲しい顔、今すぐ泣きそうな顔
田中「・・・な、なぁ冗談だろ?」

あなた「これが冗談に見えますか?」

烏野「!!」
東峰「や、やよっちゃん・・・」

あなた「私は確か、家に帰ろうとしたんですけど・・・」

縁下「・・・初め、まして・・・俺、縁下力、よろしくな」

あなた「よろしくお願いします、弥生あなたです」

縁下「今言うけど、俺はお前の名前を知っている、もちろんここにいるみんなも」

あなた「な、なんで知っているんですか・・・?」

縁下「・・・聞いて驚くと思うけど、あなたは烏野高校バレー部のマネージャーで俺と田中と西谷と成田と木下と同じクラスだ」
※原作では一緒ではありません、原作と異なっていますが気にしないでください
あなた「私が、マネージャー・・・」

縁下「そう、マネージャー、紹介するよ」
そこから縁下さん?が紹介してくれた、けど
体育館の暑さ、皆の練習着
皆の顔、この体育館の懐かしさや匂いが
とてつもなく懐かしくて、涙が出そうになる
縁下「一通りわかった?」

あなた「はい、分かりました」

縁下「あと、敬語は外して、1年生と俺と西谷と田中は下の名前で呼んでたからね、そうした方が1年も嬉しがるよ」

あなた「分かった」

縁下「おう、あの澤村さん」

澤村「・・・分かった、今日は帰っていいぞ」

あなた「分かりました、それでは」


縁下「うっ・・・うぅっ、あぁ・・・!!」

西谷「嘘、だろ・・・」

東峰「やよっちゃん・・・」

日向「あなたッ・・・うぅっグスッ・・・」

影山「そんなッ・・・ごめ、んなさ・・・!!」

月島「王様、落ち着きなよ、誰も責めたりしないから」

田中「ぐすっ・・・あなた、あなた・・・!!」

谷地「あなたさ・・・んッ・・・うッ・・・」
その時の雰囲気が、一気にガラッと変わった
明るさから暗さに

楽しさから悲しさに

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