とうとう最終日、まだ私は青葉城西の手伝いをしている

あなた｢･･･はぁぁ｣

及川｢あなたちゃーん、気に触ること言っちゃうけど、烏野に行かないのー？｣

あなた｢まじで気に触ること言いますね･･･行こうかまだ迷ってるんですよね｣

及川｢なんで？あっ！もしかして迷惑だと思ってるの？！｣

あなた｢･･･その通りです｣

及川｢いい？あなたちゃん、まだ烏野が、バレーが好きなら戻るべきだよ｣

あなた｢で、でも･･･｣

岩泉｢烏野はいつ終わる？｣

あなた｢･･･6時半です｣

岩泉｢今は5時、まだ間に合う｣

松川｢行ってこい、その為に烏野のジャージ持ってきたんだろ？｣

あなた｢ば、バレてたか･･･｣

花巻｢応援してる、お前ならできる｣

矢巾｢辛いことあったらいつでもここに来ていいからな｣

京谷｢ほら、『飛んでこい』｣

あなた｢･･･ありがとうございます、私行ってきます！1週間ありがとうございました！｣

及川｢次は春高予選で会おう｣

あなた｢負けませんからね！｣

走って、走って、走った
自分のためにも、みんなの為にも

休憩なんて一切とらない、皆が待ってる
走らなきゃ間に合わない

烏野の体育館前

皆の声

シューズの音

ボールの音

すべてが懐かしく思える

ｶﾞﾗｯ

あなた｢はっ、はぁ、はっ、はぁっ｣

伝える言葉はたった一言

あなた｢･･･ただいまﾆｺｯ｣

それを応えるように、皆が

烏野｢おかえりなさい｣

それが何よりも嬉しくて、幸せで
私は初めて、皆に涙を見せた

あなた｢う、ぅぁあっ･･･み"ん"な"ぁぁあ！！｣

西谷｢お前っ･･･びっくりした、んだぞｯ！！｣

日向｢うぅっぁああっ！ｸﾞｽ、ぅぁあ！｣

菅原｢弥生のバカぁ！｣

泣いて、泣いて、泣いた

泣き終わった皆の顔は目が真っ赤になって、ぐちゃぐちゃになっていた

なき終わったあと、皆の質問攻めが始まった

田中｢青葉城西にいたのはどういうことですか？！コラァ！｣

あなた｢龍、飛雄の口癖着いてるよ、秀が手伝いしてくれって言われたからです｣

影山｢及川さんに寝顔とられたのはどういうことですか？｣

あなた｢ごめん何それ、初耳学なんだけど？！あんの及川後で殴る！！｣

東峰｢やよっちゃん、先輩だからね？｣

あなた｢そのあと、私の寝顔写真は？｣

縁下｢全員保存済み←｣

あなた｢はいぃぃ？！｣

清水｢なんもされてないよね？｣

あなた｢はい、なんもされてません｣

月島｢なんでこんなにギリギリだったんですか｣

あなた｢お手伝いをまだしてたからです｣

月島｢どうしてあれを認めたんですか｣

あなた｢もうどうしようもなかったからです･･･｣

月島｢僕、怒ってるんですけど｣

あなた｢うん、分かってる、めっちゃヒシヒシと伝わってるから、とりあえず落ち着いて｣

澤村｢月島、どうどう･･･｣

菅原｢青葉城西全員と写真撮ったってあの及川から聞いたけど、その話本当？｣

あなた｢本当であります｣

菅原｢羨ましいから、俺らも後で写真撮るべ←｣

あなた｢何枚でもお付き合いします！｣

そのあと、めっちゃ写真撮った
軽く50枚ぐらいは←