俺は黒尾さんとあなたが並んでいる姿が
とてつもなくお似合いだと思った
けど黒尾さん谷地さんのこと好きだし・・・
もしかしてあなたが黒尾さんのこと好きなのかな
あなたは身長が高い、女子よりも
俺も高い方だけど、そこそこしか高くない
それに比べて、黒尾さんは187cm、お似合いじゃないか
やだな、この気持ち
やだな、この胸のざわめき
あなた「京治!」
赤葦「うわっ、なに?」
あなた「なに?じゃないよ〜ずっとぼーっとしてたよ?」
赤葦「まじ?気づかなかった・・・」
あなた「京治も悩むことあるんだね〜うんうん」
赤葦「あなたに言われたくない」
あなた「なっ!私だって悩むことぐらいあるしー!」
赤葦「ふぅーん?どんなの」
あなた「自分で自分の墓穴を・・・!!」
赤葦「で、なんなの?」
あなた「はいはーい、この話しゅりょーう」
赤葦「ちょっと話そらさないでよ」
あなた「終了なのは終了なんですー!!」
赤葦「なっ!ずるいぞ〜!!」
あなた「へっ!残念でした〜!」
赤葦「おいコラ、待ちやがれ」
あなた「捕まるもんか─あれ?意外に京治足速くない?!えっ?!無理無理!無理なんですけどー!」
木兎「なにやってんのー?」
黒尾「イチャついてんな、ほっとけ」
月島「黒尾さん、最近上手くいかないからって八つ当たりは良くないですよ」
黒尾「うるせっ!仕方がねぇーだろ?!」
木兎「なんだなんだー?黒尾、やっちゃんと上手くいってないのか〜!!」
黒尾「黙れ!はいはーい!この話しゅーりょー!」
武田「今日の午後は試合ではなく、借り物競争をすることになりました!」
あなた「なぜ借り物競争になったのかは聞かないでおこう」
烏養「借り物競争で、最下位になったチームはペナルティとしてマネも巻き込みの山道ダッシュだ、絶対になんなよーお前らあいつが怒るとヤバいっていうぐらい知ってるだろ?」
烏野「ゴクリ・・・」
あなた「いやなに、嘘な情報流してるんですか、私怒っても怖くありませんよ?!」
烏野「怖いよ!バカなの?!/バカなんですか?!」
あなた「単細胞のやつには言われたくないわ!」
月島「あなたも地味に単細胞ですよ・・・」
性格的に(?)あなたちゃんは単細胞だと思う←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!