あなた「これ乗ったあと酔うのなんで・・・」
赤葦「知らん・・・」
絶賛2人で酔い酔い中です
調子乗って端っこ行くんじゃなかった・・・
めっちゃふわってなった・・・
あなた「またこのパターンかw」
赤葦「あー・・・そういえば前にもなってたね」
あなた「あの時は京治だけがなってたね〜ww」
赤葦「楽しいけど酔う、あれ」
あなた「大丈夫かー?」ヨシヨシ
赤葦「・・・膝貸して」
あなた「まさかのここで?!」
赤葦「いいから」
あなた「あっえちょ!」
ほ、ほんとにやった・・・
まつ毛長い、すらっとした腕
大きな手、綺麗な指先、Eラインがしっかりしてる
こうじっくり見ると、京治も男の人なんだなって思う
後ろから見ると、大きな背中だった
スポーツしてるんだなって思う
いつかこの背中に守られるのか
・
・
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ぱっちりした目、サラサラな髪の毛
ぷるっとした唇、細い腕、白い肌
じっくり見ると、あなたも女の人なんだなって思う
まぁ前々から意識してたけど
後ろから見ると、本当に小さい
身長は大きいくて、女子より力はあるけど
触ったら折れそうな気がしそうで怖い
・
・
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あなた「・・・何見てんの」
赤葦「そっちこそ」
2人「ジ~ッ」
あなた「なんかあんまりドキドキしないね←」
赤葦「それは言えてる←」
あなた「さってと・・・次どこ行く?」
赤葦「んー・・・あっ空中ブランコ←」
あなた「君1回それで吐きかけたじゃんか」
赤葦「んー・・・あっパレードしてる」
あなた「マジで?!行こいこ!」
赤葦「はいはい」
あなた「待ってめっちゃ可愛い!あの人めっちゃ美人!やば!」
赤葦「人じゃなくてパレード見よっか」
あなた「クマさん!クマさん!可愛い!」
赤葦「そうだね、あなたの方が可愛いけど」
あなた「ん?なんか言った?」
赤葦「なんも言ってない、なんかするらしいよ」
あなた「えっ!なになに?!何するんだろ〜!」
モブ「それでは、今からブーケ投げをしまーす!」
あなた「取れるといいね〜」
赤葦「まぁ結構距離あるから無理でしょ」
モブさんから私のところまで100mぐらい・・・
取れますかね?
モブ「行きますよ〜?せーの!」
あなた「えっこっち来た!!」
赤葦「ジャンプで取れる?」
あなた「ジャンプ力に自信が無いのですが」
赤葦「じゃあ諦めよう」
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ちょうど私の腕にハマった
あなた「おぉぉ!取れた!取れたー!」
赤葦「おぉ!!」
モブ「おめでとうございます!お幸せに〜!」
なんか恥ずかしい・・・
あなた「あはは・・・なんか恥ずかしいね」
赤葦「・・・なんかさブーケとったら結婚できるっていう感じのやつあったよね」
あなた「・・・まさかのプロポーズですか?」
赤葦「結婚してくれるの?」
あなた「え、いや、えっ?ま、まだ早いよ・・・」
赤葦「それじゃあ、20になったら迎えに来る、それまで好きな人作るの禁止だから」
あなた「はい・・・///」
赤葦「大好きだよ、あなた」
あなた「私も、大好き」
その後、色んなところ回ってたら、色んなものもらいました
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!