第2話

次の鬼は。
6,234
2020/08/22 08:00
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
(ん?)
目が覚めると、真っ暗なところにいた。
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
みんなー!どこー?
知らない者からの返事が来た。
???
お前が、次の鬼だな。
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
は?何言ってんねん。どういうことや?
???
お前は、執事とロボロという2人の鬼を斬った。だからだよ。
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
あ、あの執事が言ってたなぁ…
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
てか、ここどこや?
???
偶像の中だよ。
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
あの猿ゥの偶像か?
???
そうだよ。
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
てか、そもそもお前はなんやねん。
???
猿の偶像の中にいる者だよ。
???
俺がお前を乗っとって、鬼となるんだよw
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
(こいつがらだお先生やロボロを鬼にしてたんか…)
鬼になんてなりたくない!みんなを傷つけるのは嫌や!
???
君は呪いに逆らえないw
???
じゃあ、そろそろ目を覚まそうか。
君は、意識だけは偶像の中にあるけど、身体は気絶してみんなの前で倒れてる状態だからね。
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
………!
ゾムは目を覚ました。
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
あ、起きた!
捏島 孝行 (コネシマ)
捏島 孝行 (コネシマ)
急に倒れてどうしたん?
鳥井 希 (ゾム)
鳥井 希 (ゾム)
ごめん
鬱島 大 (鬱先生)
鬱島 大 (鬱先生)
え?
そう言い残すと、ゾムはどこかに消えていた。
ーーーーーーーーーーーーーロボロsideーーーーーーー
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
(え?なんで消えた?)
桃瀬 豚平 (トントン)
桃瀬 豚平 (トントン)
とにかく、探すぞ!
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
(まさか…!)
鬼になんてなってないよ…な?
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
(深く考えすぎかなぁ)
捏島 孝行 (コネシマ)
捏島 孝行 (コネシマ)
呪われてるよ、ほんまに。
ゾムを探しながらみんなは話す。
鬱島 大 (鬱先生)
鬱島 大 (鬱先生)
手分けして探す?
桃瀬 豚平 (トントン)
桃瀬 豚平 (トントン)
それは…危なくないか?
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
見つかっても、合流できんくなるで。
捏島 孝行 (コネシマ)
捏島 孝行 (コネシマ)
意外と、玄関とかにいる?
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
あの、広いロビー的なところか?
捏島 孝行 (コネシマ)
捏島 孝行 (コネシマ)
そこのことや。
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
(玄関ってこっちだよな)
扉を開けると、そこには…
鳥井 希 (鬼ゾム)
鳥井 希 (鬼ゾム)
殺してやるよw
ゾムが立っていた。
ゾムは右手に長い刀を持ち、こちらを笑って見ていた。
明らかに、いつものゾムじゃない。
天乃 呂戊太 (ロボロ)
天乃 呂戊太 (ロボロ)
鬼になってしまったんか!
そう叫んだロボロにみんなは駆け寄ってくるが、
鳥井 希 (鬼ゾム)
鳥井 希 (鬼ゾム)
ハハハw
鬼となったゾムは、ロボロを切り裂いた。












さあ、鬼ごっこの始まりだ。

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