Kento sideー
「ねえ、あなた?」
『…』
「ほんとにごめんね?」
『…嫌だ』
「ほんとにごめんって!もう絶対しないから」
『プイッ (後ろ向きでうずくまってる)』
「ねえ、せめて顔見せて?」
『嫌だ、絶対顔あげないもん…』
現在お姫様がお怒りになられてるんですよ…
~~~1時間前
「〜〜 それで、昨日の食事会ほんとに面白かったんだよー!松島とも久々に会えたし!」
『聡も来てたんだ!私も行きたかったな〜』
「全然来てよかったのに!あなたと同い年くらいの女優さんとかもいたし…」
『え……女の子いたの?』
「まあ、仕事関係の子だけどね〜」
『ふ、ふーん… ((拗 』
~~~~~~~~~~~~~~~
と、こんな感じなんですよ…
要するに、食事会に女の子がいた事に嫉妬してくれたのかな?
だとしたら本当に嬉しい笑
理由可愛いすぎでしょ…
というか、それ以前に拗ね方が可愛いの!
普通は質問攻めしたり、部屋にこもっちゃったりするでしょ?
お姫様の場合、リビングのすみっこで体育座りして顔埋めてるの!
顔が見られないのは残念だけど、後ろ姿だけでも本当に可愛い!
ヤバい、理性が…(え?)
「ねえ、あなたごめんって」
『…』
「女の子が来てたから?」
『別にそんなんじゃないし…((拗 』
あー!もう無理だ!
ギュッ (バックハグをする)
『な、何すんの!///』
「あなたが可愛すぎるのがいけないの!」
『は、はあ!?///そう言っておきながら他の女の子とご飯行ったんじゃん!』
「やっぱり気にしてるのそれなんだ笑」
『…』
「確かに誤解を生んだ俺が悪い。でも、俺は、あなた以外の女の子目に入らないんだよ。それぐらいあなたの事が大好きなの」
『ンー!!そういうのはズルいよ…///』
「あなたの方がよっぽどズルいよ笑
あの拗ね方は反則だって!」
『う、うるさい!///』
『とにかく、これから私に内緒で女の子とお出かけしたりしたら許さないもん!』
「分かったって笑 俺はあなた以外の子に興味ないんだけどな〜」
あ、セクガルのみんなは別ね♡
『ンー!! そういう事サラッと言うのも禁止だもん///』
「はいはい笑 チュッ 」
『/////』
たまにはワガママLADYも悪くないかも笑
これからも無邪気に笑ってね?僕のそばで!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!