第2話

謎の女の子
31
2018/10/12 12:50
ある日アルカナという男の子がいた
アルカナは背が小さくよくからかわれていた
その日はいつもよりからかわれた
帰ってきて日記を書き
その日は早めに寝た
ふと起きると暗闇にいた
自分の部屋じゃない
アルカナ
アルカナ
牢屋?
周りにはたくさんの牢屋があった
アルカナ
アルカナ
(誰もいない)
アルカナ
アルカナ
(あそこの牢屋だけいっぱい鍵がついている)
ガチャ
アルカナ
アルカナ
(開いてる…)
二重の牢屋になっていて
2つ目の牢屋の扉は鍵がかかっている
でも中には女の子がいる
女の子が僕に話しかけてきた
謎の女の子
謎の女の子
開けて?
アルカナ
アルカナ
(開けてあげなくちゃ)
アルカナ
アルカナ
(でも鍵がかかっているのはきっと理由がある)
迷っていたら女の子が言った
謎の女の子
謎の女の子
力が欲しい?
僕は無意識に
アルカナ
アルカナ
うん
と言ってしまった
謎の女の子
謎の女の子
なら開けて?
アルカナ
アルカナ
(うんって言ったけど鍵なんて持ってない)
アルカナ
アルカナ
僕、鍵…
僕が言いかけると女の子は
謎の女の子
謎の女の子
君、ポケットに入ってるでしょ鍵
アルカナ
アルカナ
え?
そんなはずないと思いながらポケットに手を入れた
チャリ…

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