第7話

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2020/09/12 14:19
いっちー(壱)
タダイマ〜、ナカッタヨ…
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
そっかぁ…どうしよっかな…
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
もうお腹すいて動けないわよ…
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
もしかしたら、私の能力で作れるかも…?
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
えっ本当!?
樹谷 マコト
樹谷 マコト
お願いしてもいいか…?
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
うん…!
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
ボク、ハンバーグ食べたい!
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
私はパスタがいいわ!
樹谷 マコト
樹谷 マコト
私は…焼肉定食()
いっちー(壱)
ボクハ…ポップコーンガイイ!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
いっちーも食べるの?
いっちー(壱)
ウン!ボクモタベルシ、ニィニモサンチャンモタベルヨ!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
えっと…あと2人いるの…?
そもそも数え方が「人」なのかも分からないが。
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
そうそう、作った時にすごく楽しくてさ
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
そしたら3個も作っちゃった☆
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
あ、数え方「個」なんだ
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
着眼点そこ?
いっちー(壱)
ハヤク!ハヤク!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
あはは、わかったから落ち着いて?
樹谷 マコト
樹谷 マコト
こ、この辺あけておいた方がいいか?
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
ううん、そこのテーブルの上に出せると思う…上手くいけば
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
出る時少し跳ねるもんね、あれ
そう。
自分の能力調査の時に色々なものを出した時、漫画のようなぽんっ!という音と共に物体が跳ねて出てきた。
さっきのは木の枝とか置物とかだったから良かったけど、さすがに食べ物は跳ねてしまったらダメだからね。
ゆっくり出せないかな…
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
じゃあやってみるね…?
静かになった空間に響く小さないっちーの応援の声。
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
ふっ…!
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
…天才?
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
やっぱり爪貰っていい!?()
樹谷 マコト
樹谷 マコト
湯気…!?
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
あなた最高よ!いただきまーす!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
嬉しい…!私もいただきま〜す
いっちー(壱)
ワァ!オイシイナァ!
にぃに(弐)
ソウダネ!オイシイ!
さんちゃん(参)
ポップコーン!ポップコーン!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
ふぁっ!?
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
こらっ! 急に出てきたらびっくりするでしょ〜?
にぃに(弐)
アハハ!タノシーイ!
さんちゃん(参)
ハーイゴシュジン!
──────
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
はぁ、おなかいっぱい…
なんか眠たくなってきちゃったな…
お風呂と布団出せるかな、やってみようかな
というか、ついさっきこの能力がわかったばかりなのに使いこなせすぎでは?
記憶がなくなる前から使ってたんなら、体が覚えてる…みたいな感じなのかな
それなら頷けるかな。
で、空き部屋は…と
あ、その前にお皿を消さなきゃ
…なんか字面物騒だな、お皿を片付ける って言っとこうかな
ある意味片付けてるし。
そして、私はお皿を能力で消す。
…まぁ、これもすっと消せたわけで。
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
ねぇやっぱ天才だよね? 爪…
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
うーん、髪の毛1本なら
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
1本か…じゃあ体毛10本で
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
…髪の毛で
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
え、色んな部位のところを貰わなきゃ…()
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
やめなさいハルマ、そろそろ変態よ?
樹谷 マコト
樹谷 マコト
そろそろっていうかもう変態だろ
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
ええ?酷いなぁ
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
これは興味っていうの!
樹谷 マコト
樹谷 マコト
行き過ぎてる興味は変態の持つ興味と同じなんだよ
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
それはド偏見すぎるわよ
この3人はとても仲がいいんだなぁ…
もしかして、ここに来る前から知り合いなのかな
…私も、もっと仲良くなれるように頑張ろう

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