第11話

9
221
2020/10/09 15:18
────4日後────
いっちー(壱)
ツイタ、ココダヨ
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
綺麗な街…
人はいないので廃れてはいるものの、今まで行った街よりも遥かに綺麗な街だった。
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
うーん…人がいる気配は無いなぁ
樹谷 マコト
樹谷 マコト
移動してしまったのかもしれないな…
???
だれ?
2人以上
!?
女の人の声がして、私たちは振り返った。
???
???
ッ…!?
???
???
お前…どうして…!
鹿又 アルカ
鹿又 アルカ
あの…どなたでしょうカヒュッ
鳴り響く轟音────
気づけば、アルカさんが壁に叩きつけられていた。
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
ッアルカさん!!
???
???
喋るな気持ち悪い!!
???
???
何故だ…殺した、はずじゃ…
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
突然何やってくれてるんだよ…!!
???
???
うるさい…うるさいうるさい!!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
っ、つぅ…
突然襲ってきた頭痛。
それと共に少しだけ蘇る記憶。
私は、この人を見たことがある────?
???
???
あぁ、全部分かった
???
???
あの夢は、お前との戦いの記憶だったようだ
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
な、何を言ってるの…?
???
???
"アレ"を繰り返す訳には行かない…
???
???
そのためにも、お前はここで殺す
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
ッよし、触れた!
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
これで言霊が干渉できる…
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
«眠れ»
???
???
…何をやっている
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
は…?
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
効いて、ない…?
???
???
そんなちゃちな能力、効くわけが無いだろう
???
???
やはり作り物だからか…
逢沢 ハルマ
逢沢 ハルマ
作り物…?さっきから何言ってr
???
???
弱い…お前ほどの脅威、さすがのお前でも作れないようだな
樹谷 マコト
樹谷 マコト
貰った…!
???
???
何をだ?
樹谷 マコト
樹谷 マコト
ッ、ガハッ…
樹谷 マコト
樹谷 マコト
なんだ、今の動きは…
樹谷 マコト
樹谷 マコト
まるで未来が見えていたような…
???
???
ああ、そうだ
???
???
私には未来が見える
???
???
お前らがどんな行動をするのか、手に取るようにわかる
???
???
つまり────勝つことは不可能
樹谷 マコト
樹谷 マコト
ッくそ…
???
???
止めだ
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
ッ…!!
あっという間に、3人は────
???
???
さあ、ようやく1対1だ
???
???
壊れるまで戦おうではないか…██
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
!?
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
う、ぁあ…!
██と言われた瞬間、私の中の何かが暴走を始めて…
██
██
…はぁ、久しぶりだね、???
???
???
私が待っていたのはその顔だ、私だけに向ける憎悪の顔…
██
██
そんなことはいいんだ、質問に答えろ
██
██
…なぜ、3人は死んでいる?
???
???
分かっているくせに
???
???
私が殺したんだよ、羽虫は邪魔だからな
██
██
ふっ、ははは…!
██
██
────やはり???はここで朽ちる運命なようだ、私の手によってなァ!
???
???
はははっ!いいよいいよ、もっと攻撃してこいよ!!
██
██
言われずともやってやる…!



そして、何日にも及ぶ激闘の末──────






















































???
???
また、ダメだった…
???
???
はぁ、はぁ、ゴホッ
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
ハルマさん…?
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
マコトさん…ッ
██
██
アルカさん…!
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
なんで、どうして…
私は、正しいことを何も考えられなくなっていた。
神崎 ミカサ
神崎 ミカサ
…あ、そうだ…
奇妙なほどの笑みを浮かべた私は…
------------------------------------------------
作者
作者
もうそろそろ終わりますね
作者
作者
少しわかりづらい箇所があると思うので、完結したら加筆修正の後、解説を書きたいと思います

プリ小説オーディオドラマ