りぴーと 「 近距離で話すと首痛なるわ 」
『 誰がチビやねん! 』
りぴーと 「 俺まだチビゆーてないねん! 」
『 まだってことは言うつもりやったんやろ 』
りぴーと 「 うん。だってお前、キャツミよりもチビやん 」
『 私女子やで?さすがにときヲくらいあったら嫌やろ? 』
りぴーと 「 うん、まあうん。 」
『 なんやそれ。笑 』
りぴーと 「 なぁ、やっぱり隠すの嫌やねんけど。あなたと付き合ってること。しんどい。 」
『 しんどいのは私も同じ。別に芸人さんだけやったら隠さんでもいいと思うけどなぁ 』
りぴーと 「 そっちのが大楽屋でもラブラブできるやろ? 」
『 うん、まあそうやけど(笑) 』
りぴーと 「 あと、あなた取られる確率減る 」
『 なんそれ、笑 』
りぴーと 「 あなたは色んな先輩と仲いいから 」
『 アインシュタインの稲田さんからナンパされた女だからね 』
りぴーと 「 稲田さんだけちゃうやろ? 」
『 うん、笑 』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。