第4話

ユンギ 仕事
48,657
2019/06/16 08:07
「…ただいま」












いつも以上に暗いトーンで帰ってきたユンギは少し疲れてるっぽい

心配してネクタイを外している最中のユンギに近づいていき、顔を覗いてみた















『?…ユンッ』














“ユンギ?” そう聞く前に片方の手で肩を掴まれ、もう片方の手では強く後頭部を抑えられる。ユンギが珍しく甘えるようなキスをしてきた。













『ちょ、疲れてる?』

「……んなこと、どーでもいいだろ」













とうとう壁まで追い詰められ、私の頬を両手で包んだ。
包むというよりは、逃げられないように掴まれてる感じ…














『んっ、』













こうなると、ユンギのキスは終わらなくて 酸欠状態になるまでつきあわされる。













『ぉ、落ち着いてょ…』

「落ち着いてる……」

『いつものユンギじゃないみたい』












また一段と暗い表情を見せる














「うるせーよ」













強い目力で睨まれると、カチャカチャとベルトの音を鳴らして 自分のソレを秘部に近づける

壁に体を預けてユンギに片足を持たれる













『へっ、?…まって、慣らしてから………っ』














まだ濡れてもないのに、入りずらくゴムもしてない状態からユンギのモノが勢いよく入ってしまった












『いっっ…!んぁ、あ…ユンギぃ、』














いつもユンギのやり方は荒いけど、今日は特にで…。

痛いだけじゃない。今のユンギは怖かった。












『ねっ、やさしくして、っ……痛いよッ』














泣きながらでもそう訴えた結果、次に両足を持たれて奥を突いてくる













『ぃあッ…!』














痛さと気持ちよさの両方が、同時にくる


両方の足を持たれてしまうと、さすがにバランスがとれなくて ユンギの首に腕を巻き付けてしまう。













「…………お前もャる気、あんじゃん」

『ちがっ…!ユンギが、』












ユンギの声に一々反応する暇もなくて、

太ももの付け根をビクビクさせながらしっかり耐える








壁とユンギに挟まれながら、子宮をぶちゅぶちゅと押される快感が癖になってしまいそうで…。








突きながら無理やりキスをされ口を塞がれる

でもそのキスのおかげで段々力も抜けていった











『…ィくっ、』













そんな小さい声でも聞き逃さなかった。













「ィけよ」













弱ってる部分を重点的に攻めて、いとも簡単にィかせた。














そこで気を失ってしまった私の体は朝になるとベッドに移動されていた。

もちろん、服なんて着てなくて…梅雨の時期は少し寒い。



毛布を集めて再度かけ直す。

振り返ると横にはユンギが寝転がっていて、私とは目が合わない方向を向いて携帯を弄っていた














『………ユンギ、?』

「起きたのか…」

『おはよ』

「ん、」













返事は相変わらずのままで…。













「昨日は…、悪かった」













少し小さくなったユンギの体は、まだ私と目を合わせてくれない












「……会社でうまくいかなくて、お前に八つ当たりした………」













ユンギにしては珍しいなって思う反面、たまにはこーいうユンギも悪くないなって













『携帯の方、向いてないで私の方 向いてよ』

「いいだろ別に……」

『よくない』

「面倒くせーよ、」

『……』











ちょっと黙てみると、心配してくれたのか




「んと、お前面倒くさいんだよ」




ってやっとこっち側向いてハグしてくれた









面倒くさいって言いながらも、意外と優しいところもある










プリ小説オーディオドラマ