最後まで最後までこのクラスは楽しかった
卒業してからもずっとクラスLINEがうるさいんだもん
クラスLINEで回ってきた
あなたがあの子と別れた事
聞いてホッとした
聞いて嬉しかった
同時にあなたの不幸を喜んでいる自分が
とてもとても嫌になった
告るチャンスだ!
と思った
春休み中だからLINEで告白した
予想通り振られた
なんか当然だろうなとは思いつつも
ショックだった
家に家族がいたから
泣くに泣けなかったが
ショックで部屋でずっとこもった
だけどあなたがこれからも変わらず
私に接してくれると言った
嬉しかった
ちょっとして
吹っ切る事が出来ると思った
出来なかった
けど告白してスッキリしたから
諦めた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。