🐰「……、あれ？僕……」





スビナはあのまま気を失うようにその場で眠ってしまった






🌙「ごめん、床痛いよね？運ぼうとしたんだけど…」

  





私はスビナを運ぼうとしたけれど、さすがの女の力だけじゃ運べなくて。








🐰「いや大丈夫……あなたは女の子だし」






スビナは起き上がると、ハッとした顔で大きく目を開かせた。






🐰「ごめん、あなた、帰ってくれる？」






🌙「え？」







スビナが顔を上げて視線を送る先は壁一面に貼られた私の写真。






🐰「…もう終わりだなって思って、あなたに嫌われたなって思って……、」







🌙「確かにびっくりはしたけど、」







今まで見たことの無いような真っ暗な瞳をしていたスビナ。






でも私の好きな人はずっとスビナだった。








🌙「逃げられないよ、僕だけのもの  なんでしょ？」







🐰「え、それ、」






眠っていたから覚えてないのかな？






🐰「そんな事言ったんだ、、ほんとにごめn」






謝り始めたスビナの頬に手を添え、口付けをした。






🌙「嬉しい」





🐰「え？嬉しい？」







愛され方は置いといて






好きな人に好かれるってすごく幸せなことだよね ？







🌙「写真撮るの辞めなくてもいいよ？」






🐰「うん、やめない。」






🌙「私浮気しないよ？」






🐰「どんなあなたも見ていたいから、」




 


キュン、と胸が鳴った。







🌙「何それ、恥ずかしi」







ちゅ、と唇が重なった。




 

唇が離れるとふにゃっと笑うスビナ








🐰「あー今すぐにでも撮りたい、ㅎㅎ」


 


🌙「え〜？ㅎㅎ」








カシャッ





どこから出てきたのかスマホを私を向け、写真を1枚切った。







ストーカー end.