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第11話

第十一話


あいつらの言葉が頭の片隅にあるものの、
平穏な日々がすぎた。



いつやってくるんだろう…


…私なら、大丈夫。最強になるまで訓練したから。





そう思うもののやっぱりちょっと不安だ。
知念侑李
知念侑李
───どうしたの?
あなた

…は?何が?

知念侑李
知念侑李
いや、いっつもイヤホンで音楽聞いてんのに、今日聞かずにぼーっとしてたから。
どうしたのかなって思って。
あなた

いや、別に?ちょっと考え事してただけ。

知念侑李
知念侑李
ふーん、そ。



人の隣にいるのは苦手だ。

だけど、こいつの隣にいても不快感とかないし、いたところでなんも変わんない。
知念って、独特なタイプかもしれない。




いっつも同じ屋上にいても、ちょっと喋ったっきりなんも喋んない。でも、そんな空間が苦にならない。
逆に、この適度な距離感がちょうどいいくらい。










次の授業を告げるチャイムが鳴り響く。
知念侑李
知念侑李
次、出ないの?
あなた

今日は、出る気しない。めんどくせえ。

知念侑李
知念侑李
…っふ、毎回そう言ってるねw
あなた

まあ、しょうがねえじゃん。つまんねえし。

知念侑李
知念侑李
うん、確かに。
…じゃ、ちょっと僕も昼寝してこっかな。


そう言って知念は日陰に向かって行って寝転んだ。


なんかあいつ、猫みたいだな…w

















ひとしきり音楽を聞いてから、退屈になった。

今日は、もう家帰っちゃお…





学校を出て、電話をかける。
あなた

もしもーし。

三条家の使用人たち
三条家の使用人たち
はい。
あなた

今から帰るから、迎えに来て〜

三条家の使用人たち
三条家の使用人たち
了解致しました。
お嬢様は、今どちらに?
あなた

学校出たとこ。ちょっとだけ家に向かってぶらぶらしてるかも。

三条家の使用人たち
三条家の使用人たち
では、すぐ向かわせていただきます。
あなた

ありがと〜



学校を出てすぐある広い公園を散歩する。

スマホばっか見てたから、緑見なきゃ…

そんなことを思いながら歩いていた。











…ん?何か気配を感じる。


────誰か来る

そう思ってブーツの底に入ったバタフライナイフに手をかける。
あなた

…うっ…!


後ろから複数の人に押さえられる。

咄嗟に技をかけてぬこうとしたものの、相手がかなりの強者でなかなか抜けない。


抵抗して後ろを振り返ると、私を抑えていたのはプロボクサー並のガタイの良さの男5人。


こりゃしょうがねえわ…

ここで抵抗して余計な力を使うよりも、逃げ出す用の力をとっておいた方がいい。


抵抗をやめて大人しく黒塗りの車に乗せられる。
三条家の使用人たち
三条家の使用人たち
お嬢様!!!
遠くから声が聞こえる。

助けに来てくれたのかな…

そう思って振り向こうとするも、口に当てられたハンカチに一瞬で意識を飛ばされた。