第26話

心配する彼氏
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2019/09/14 13:30
『やっばあ.....』


つい独り言が出てしまうくらいの大雨


生憎えいちゃんはuuumでの会議で4時までは帰ってこない



現在2時過ぎ。


残り約2時間頑張ればえいちゃんに会えるのだ。


『頑張ろ。。』

そう言い聞かせてどうやってこの2時間乗り越えるか考えて借りていたDVDを見ることにした



映画はホラーミステリー系でえいちゃんと一緒に見る予定だったし一人で見るには怖いが暇つぶしのものがこれしか無かった理由で見ている



が、怖すぎて内容が入ってこない。




気を紛らすためにお茶を取りに行くと外の方で稲妻が見えたと思えばものの数秒後に「ドカン」という大きな音を立てて雷が落ちた





『ひっ...!』


『やだ...やだぁ...。』



私は子供の頃から雷が大の苦手で大人になった今でも苦手だ



えいちゃんがいる時は優しくハグしてくれるから平気だけど今は1人。


更にその数分後部屋の電気が消えてお昼だと言うのに真っ暗になった


外を見ると街中が真っ暗で先程まで見ていた映画のワンシーンによく似ていてとても不気味。




『えいちゃん...泣』


自然と涙が出たとき家の鍵が空いた音がした


その瞬間リビングの扉が開いて愛おしい赤髪の彼が飛びつく勢いでこちらへ来た



「あなたっ!」

『...えいちゃんっ泣』






思いっきり抱きしめられて初めてえいちゃんがびしょ濡れだということに気づいた

『怖かったっ...』

「大丈夫。大丈夫。」


『あのねっ、』

「うん」

『すっごい会いたかった』

「俺も。」
「雷来て心配した」

『走ってきてくれたの?』

「別に?」

『濡れてるよ。』

「これ汗だよ」

『...汚い。』

「おらっ!」


頭を振って汗(?)で濡れたという髪の雫を飛ばしてくるえいちゃん



『えいちゃんの汗ならいいや』

「俺の汗綺麗だから飲めるよ」

『遠慮しとく』
『...あっそういえば!』

「ん?」

『あの映画見たの』

「1人で?」

『うんっ』

「怖かったでしょ」

『そんなことないもん』

「嘘つけ~」

『んー、本当は怖かった』

「俺と一緒に見る予定だったのに」

『もっかい見る』

「ふーん?笑」


真っ暗でよく見えないけど嘲笑うような表情が浮かんだ



『えいちゃん』

「なに?」

『ありがとね大好き』

「...うるせっ。」

『ふふっ笑』


『なんかさ、バカップルっぽくない?』

「そう?」
「俺はあなたならバカップルでもいいけど」

『なにそれー笑』


日に日にバカップルさが増してく私たちでした





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