月曜日
朝
ピピピ
あなた『ハッ!遅刻だ!ころちゃん起きなきゃ』
あなた『ころちゃん〜?起きてー』
ころん『やだー』
あなた『寂しいの?』
ころん『うん…』
あなた『(ハグする)ギュこれで寂しくないでしょ?』
ころん『うん』
30分後
あなた『ころちゃん?もう1時間も遅刻してるよ?』
ころん『うん、いいのー』
あなた『はいはい』
あなた『朝ごはん食べよ?』
ころん『やだー離れたくない』
あなた『食べさせてあげるから』
ころん『なら食べる!』
inリビング
あなた『あーん』
ころん『あーん』
あなた『美味しい?』
ころん『美味しい✨』
あなた『よかった』
あなた『そろそろ学校に行く準備してゆっくり学校行こっか』
ころん『はーい』
学校に着いた
ガラガラ
教室のドアを開けた
あなた『おはよー!!』
ころん『おはよー!!』
先生『お前ら何時間の遅刻だと思ってるんだ?』
ころん『30分?』
先生『なわけないだろ?!!!』
先生『2時間46分の遅刻だ!』
あなた『すみません』
ころん『すいやせん』
先生『まーいいだろう』
先生『2人とも転校生に挨拶しろ』
あなた『はーい』
ころん『は〜い』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。