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第113話

いわもとひかる
『もし、あなたちゃんがいわもとひかると2人っきりでお留守番だったら』


ども、岩本です


今日はあなたとお留守番。なんだけど


こっそり出かけちゃおっか。って話になった。


支度が終わってリビングに行くと、


部屋で支度をしているはずのあなたがいた。


ソファにもたれて床で蹲っている


岩本「あなた!?」


俺は駆け寄ってしゃがみ、あなたの目線に合わせた。


冷房が効いたこんな涼しい部屋で汗をだらだらかいている


岩本「どした、どっか痛い?喋れる?」


あなた「だい...じょぶ。ごめん、今準備するから」


岩本「こんな汗かいてて大丈夫って言われても説得力ないよ」


あなた「ほんとに大丈夫。」


明らかにダメそうな顔。


岩本「あなた?何回も言うけど、それあなたの悪い所だよ?キツい時はキツいって言いなよ」


岩本「あなたの周りには頼らせてくれる人いっぱいいるんだから。その特権、乱用してもいいんだよ」


岩本「ほら、どこいたい?言ってごらん?」


あなた「っ...ひかゆ...お腹痛くて...」


呂律が回らない中、か細い声で教えてくれた。


そういえば一ヶ月前に具合悪そうにしてたな。"アレ"か。


岩本「そっかそっか...」


そう言って頭を撫でながら抱きしめた。


岩本「教えてくれてありがと。横になった方がいいけどソファじゃな...」


岩本「おんぶと、お姫様抱っこ。どっちの方が楽?」


あなた「ひかるは...?どっちが楽?」


岩本「俺の事はどうでもいいの。どっち?」


あなた「じゃあお姫様の方...」


岩本「ん、ゆっくり持ちあげるね」


あなた「重いよね、ごめん」


岩本「そんなことないし、何も話さなくていいから。痛いでしょ?」


実際、本当に重くない。俺が鍛えてるのもあるのかもしれないけど、さすがに軽い。背もあるのに。


痛みを抑えるためにリビングから持ってきたクッションをギューッと抱えてるのが庇俺の護欲をそそる


ベッドに着くと、優しく下ろした。


おでこにやわらかくキスしてから言った。


岩本「エアコンちょっと高めにつけとくから。お腹冷やさないでね。」


ベッドから離れようとすると、Tシャツの裾を引っ張られた


あなた「我儘...言ってもいい?」


岩本「ん?なに?」


あなた「1人にしないで、そばにいて、一緒にベッド入ってギュッでして欲しいです...」


岩本「お、特権乱用。」


具合悪いのに精一杯俺を睨みつける


可愛い笑


岩本「はいはい笑、後ろ?前?」


あなた「前。そっちの方が安心する。」


そういったあなたを抱きしめた


ちょうど胸にすっぽりハマっている


余程辛かったのか、泣いてしまった。


抱きしめながら後頭部を撫で、腰をさすることしか出来ない


本当は泣き虫なの、知ってるよ。


何年一緒にやってきたと思ってんの


でも、負けず嫌いで、強くて優しいあなたは、人に頼ることをあまり知らない。


たまにでいいから。


いつでも、どこでも、なんでもいいから。


俺に頼って?


じゃないと俺寂しいし


安心したのか、寝てしまったあなた。


あなた「蓮...大好きだよ」


そのうるさい唇を、俺の唇で塞いだ





"ねぇ、大好きだよあなた。俺だけのものになりませんか?"