徹たちはミーティングをすると言ってたので、私と歩夢は控え室を出てロビーで待っていた
わたしたちがソファーに座って話していると、知らない男女が私たちに声をかけて来た
男「あのぉ〜…」
男「椿あなたさんですよね?」
女「可愛い💕私ずっと前からファンなんですぅ〜。それに及川さんのことも前からファンで…」
男「及川選手ににそっくりな息子さん!」
女「写真一緒にいいですか✨?」
うわぁー、、、、
私はいいけど、歩夢の写真はマズイなぁ…
でも、断ったらインス○とか勝手にあげられそうだし…
そんな事を考えているとタイミングよくこの人がやって来た
私は、はじめに事情を話した
すると
はじめ〜〜!男らしいなぁ〜www
と思っていたら、、、
男「はぁ?💢別にいいじゃん!」
女「そうよ!悪用するつもりもないし💢」
はぁ〜😩
男「え?ほら椿あなたもそう言ってるじゃん」
女「ねぇ。子どもは何でダメなの?」
男「それだったら、まぁーいいけどよw」
女「笑顔で映ってよねー」
私はこの人たちと一緒に写真を撮った
そのあと、2人は満足そうに帰っていった
そして私はソファーに座った
はじめは私たちを護るかのように、立ったまま徹が出て来るのを待った
そしてロビーを出ようと立ち上がったその瞬間!!
私はさっきのことを話した
いつもなら俺がいい〜ってお前は言うよな?
でも、、、
!!!
何故か今日は及川も歩夢も素直じゃねーか
ああ。これが親子なんだな、、、
ふと俺はあなたの方を見た
すると、あなたは優しく俺に微笑んでくれた
ああ。お前は気づいてるんだよな今の俺の気持ち…
そしてあなたは俺の背中を優しく撫でてくれた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!