大倉side
夜勤明けて午前中は溜まりに溜まった書類を無我夢中で終わらせて、早く帰る。
それを目標に1度も休まず進めて、何とか12時頃に帰ることが出来た。
亮ちゃんからたまに話は聞いてたけど、どうかな……
今日、章ちゃんのところ連れて行ければええけどなぁ〜
なんて思いながら帰宅。
亮ちゃんからあなたを預かって久しぶりに抱っこする。
はぁぁ……やっぱええなぁ〜
落ち着くわ…
だいぶデレデレな顔をしてたみたいで亮ちゃんに鼻で笑われた。
べつにええけどな……
章ちゃんから言われたことを早口で言ってそそくさと仕事に行った亮ちゃん。
夕方か……
とりあえずお昼ご飯食べようかな。
あなた何食べるかなぁ……
あっ…お粥がある。
章ちゃんかなぁ…これ食べるかな
「ぱぱぁ」って呼んだと思ったら俺の胸に頭をこてんと倒してきた。
しんどいやんなぁ……
はよ熱だけでもマシんなればええけどな
かなりしんどいみたいでご飯も要らんみたい。
困ったなぁ…亮ちゃんが居る時は少しだけど食べてくれた言うてたから……
そういえば熱いくつやろ…
39.2……たっかっ
大丈夫なんかな…
とりあえず身体冷やそう。この冷えピタもう代えて新しいのに。
あと保冷剤……
そんな泣かんといてや〜
すぐ、すぐやから。
えっと、冷えピタと保冷剤とタオル……
おっけ!急げ〜
保冷剤を当てながらあなたを抱っこする。
少し寝れるとええけど…と思いながら背中をトントン
少しするとウトウトしてきて寝た。
この間に家事をして、病院に行く支度もして……