安田side
ホンマに最悪や
マルにだけはバレたくなくてでもいつもお昼ご飯はマルと食べることが多いから理ってばかりだと逆に疑われる思って隠しつついつも通りお昼ご飯食べてなんに
自分でもたまに鼻水吸っちゃってやべって思う場面が何回かあったからバレてるのかって思ってたけど
思いっきりバレてたみたい。
もういっその事マルに初めから甘えようかな
うん、その方が僕もやりやすいし。
マルはやりにくいかもしれへんけど……
今はそこまで気を使う元気はない。
そう言われて診察室のベットに2人で座る。
なんでそんなこと……
でもマルになら言うてみてもええんかな…
もうどうせ吸引と吸入は僕がなんと言うてもやる羽目になるのはわかってるし
はぁぁ……
マルも行っちゃったし…マルが大丈夫言うてくれたのは嬉しかったけどでもやっぱり怖いもんは怖い……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。