前の話
一覧へ
次の話

第1話

stage1
〈通知〉第五人格
新しくコミュニティ機能を追加しました。たくさんのユーザーとお話みてください。
_
コミュニティか…
俺、津波真斗つなみさなとことさとみ。
リスナーとでも繋がったら大変だし…。
そう思って使わないと決めた。





リスナーから来るだろうし設定からメッセージ受信を許可しないを選択した。














だけど俺だって話してみたいユーザーさんが居ない訳じゃ無い。


最近何故かよく同じゲームになる人がいる。


めちゃくちゃ上手くってサポートも上手な人。
何度か俺も助けてもらった。何時も庭師を使ってる人。
_
送って…みるか
コミュニティ設立に伴って追加されたユーザー検索を開いて、
「そうた」と名前を打ち込む。



レベルが高い順に出てくるから一番上にその人は出て来た。


タップしてメッセージ送信の画面に行く。



名前からして男性だと思う。
まぁネットなんて信じられないけど。




取り敢えず俺は何か送ってみる事にした。
_
[こんにちは、よく同じゲームになりますよね。さとみっていいます。良かったらお話しませんか?]
俺と同じように第五人格を開いていたのか
通知が来てすぐ開けたのか秒で既読マークが付いた。


すとぷりに入るって事をなーくんに行った時みたいに既読に対して変な緊張を感じる。





ぴこっなんて音と一緒に吹き出しが一個増えた。
[いいですよ僕もさとみさんの事少し気になっていたので]
素直に喜んだのを覚えている。


それも半年前の話。
今では毎日このダイレクトメッセージでやりとりをしている。





分かったことは沢山ある。まずは性別。


話し始めて半月くらいの時に性別を聞いたら「男ですよ」ってメッセージが届いた。



あとそうたくんは案外恥ずかしがり屋で俺と話すだけでも一生懸命言葉を伝えようとしてくれる。

あと年齢は20で同じく都内住み。







今日はすとぷりで集まって遊んでいた。


家に帰って着替えなんかを済ませてからパソコンを開く。




通知を見ると「そうたさんから画像が届いています」の文字。

急いで開いて確認する。



そこにはLINEのQRコードだけが貼られていた。
_
(追加しろってことかな…)
多分LINE交換しよ?って言うのが恥ずかしかったんだと思う。
_
しゃーねーなぁ
そんな事言いながらも口は緩んでいた。

PC画面上の画像をスマホのLINEカメラで撮影して読み込んだあと
出て来たのはあなたって文字。



アイコンは猫で、背景は彼女かな?

男性らしき手と細い女性らしき手がハートを作っている画像だった。


追加を押してトーク画面を開く。

LINEの方は本名の真斗って名前にしてる。
_
[やほーさとみだよー]
[追加してくれたんですね]
_
[そりゃするよ‪w改めて宜しく]
[はい。宜しく御願いします、
さとみくん]
_
[んー、そーたって本名あなたっていうの?]
[そうですよ。変わってますよね‪w第五人格は本名は女の子だと思われちゃうから兄の名前を借りました]
お兄さんいるんだ。あ、でもなんかわかる。いそう。そして可愛い兄弟喧嘩をしていそう。
[あの、あと、いきなりでごめんなさい]
_
(何がだ?)
[良かったら通話してみませんか?]
正直、うそー。と思った。

もし俺のリスナーだったらって思った。


だけど俺も話してみたかった。


だから俺はOKの返事を出した。




それから直ぐにそうた…基あなたからかかってきて俺は通話をオンにする。
こ、こんばん…は
中性的で澄んだ綺麗な声。


この界隈にいれば良い声の人になんていくらでも会うけどあなたの声は群を抜いて、
聞き惚れるようなそんな声だった。


それだけで俺はもっと話したいって思った。
_
こんばんはー
わ、さとみくんだ…
_
うん‪wさとみだよ‪w
この時俺は久しぶりに気になってる人に名前を呼んでもらえる喜びを感じた。
ふふ、さとみくん!
_
(かわぃ…)
顔が熱くなるのが嫌でも分かった。


顔も見た事のない相手だけど。

当然ながらそう考えた瞬間欲が沸いた。



今考えればあなたの断れない優しい性格を大いに利用していたと思う。
_
あなた……ビデオにして…?
え…!
_
嫌…?
リスナーに向けるような甘い声を出す。



画面の向こうで小さく悩むように唸る声が聞こえる。


だけどブーっという音で目を当てるとビデオ通話に切り替わっていた。





ネッ友になった人が不細工だった、なんてのはよくあることだからそこまで期待はしていなかった。



でも色々想像はした。だけど…俺のスマホに映ったのはその予想を遥かに超えるもの。
これで…いいですか…、
肩くらいまである長めの黒髪、大きくて真っ黒な宝石みたいな瞳。

そしてそれを縁取る長い睫毛。

その辺の女の子よりも…
いや、俺が今まで見てきた人間の中で一番綺麗で可愛い。
あー、好き
それしか考えらんない











ーーーー


わんさんです。

前作詰まってしまい消しました。

自己満足ですので御付き合い下さい

非常に文が多いですが、
その分面白くしていきたいです。


こちら高校生ながらこの程度の文才です。


すとぷりもそこまで詳しくありません。


それでも良ければ宜しくお願いします。
ーーーーーー
ちなみに、あなた様の見た目は


《ひとりぼっちガーネット》


という漫画の受け、
姫川くんをご想像ください




ひとりぼっちガーネットをご存知ない方はググってみてください