____翌日____
『これで大丈夫かな…… ?』
私はひとり鏡の前で服装を確認していた 。
白のロングカーディガンに白のTシャツ 。
デニムを合わせて 、髪もポニーテールにした 。
玄樹くんは喜んでくれるかな ?
そうこうしてると 、あっという間に時間になった 。
『わ 、急げ !』
慌てて家を出ると 、玄樹くんが待っていた 。
玄樹「おはよう 。時間通りだね 笑」
『あ 、うん !』
玄樹「じゃあ 、(手出」
『ん ?』
玄樹「だから 、こういうこと(握」
『……… 、///』
玄樹「じゃ 、じゃあ行こっか !」
『うんっ 、』
玄樹「んーこっちがいいかな ?」
『げ 、玄樹くんっ』
いま玄樹くんに洋服を選んでもらってるんだけど 。
ほんとに 、女の子って感じの洋服ばっか 。
私はいっつもカジュアルなのしか着ないから 、全然慣れない 。
玄樹「なに ?」
『私 、こんなの着れないよ !!』
玄樹「あなたちゃんなら着れるって !」
『ええ………』
そんな服むりだって !!💢 ←←
玄樹「よし 、これとこれ !」
『え !?』
玄樹「はい 、着てきて !!」
『ん 、もう !』
『ど 、どう ?』
玄樹「うん 、いいじゃん !!」
『わあ 、よかった !!(ニコッ』
玄樹「っ………(ドキッ」
『玄樹くん 、どうしたの ?』
玄樹「あ 、えっと 、なんでもないよ !」
『顔赤いよ 。熱でもあるんじゃない ?(ピタッ』
玄樹「あ 、えっと、…………(ドキドキ 」
『熱はないみたいだけど 、大丈夫 ?』
玄樹「だ 、大丈夫だよ !」
『体調が悪くなったら言ってね !』
玄樹「わかった!じゃあこれ買ってくる !」
『え !?』
玄樹「いいでしょ ?(ウルウル」
『い 、いいけど 、私が買うよ !』
玄樹「やだ !」
『でも …………』
玄樹「だめ !俺が買うの !!」
『はあい ………』
なんか 、めっちゃ申し訳ない 。(
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。