そうだね…せっかく貰ったし一気に開けちゃおう!
桃華…大丈夫か?さっきまで死にかけてたんだぞ?
大丈夫〜大丈夫〜
相変わらず丈夫な体だなァ…
若程では無いよ〜w
その言葉に桃華がえっ…と顔を驚かせる。それは紅丸も同じだった。
あれ、何で私若が丈夫って…
若の事は…忘れても忘れられねぇんだなァ…
…
私って若の恋人だったんですか?
その言葉に全員が吹く。
こっ恋人って…
違いますよ!桃華さんは俺…
すかさず紅丸が森羅に蹴りを入れる。
桃華に嘘教えるんじゃねぇ…
???
いきなりの大きな音に驚きながら桃華は首を傾げていた。
恋人ではねぇ…まぁあれだ…なんて言えば…
仲間だろ
仲間…
…アーサーたまにはいい事言うじゃねぇか
そっか〜仲間かぁ〜エヘへッ…
そう言って桃華は嬉しそうに笑った。
さて…次はこれとか…
焜炉は1つの箱を手に取る。
開けるぞ
丁寧に風装された紙を外し箱を開ける。
するとそれを見た者達全員が目を見開いた。
桃華!!!逃げろ!!!
えっ…?
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。