第6話

幸せ (nkjm.)
1,485
2018/09/27 09:33


パシャ


「ちょ、」


パシャ



パシャパシャ


「裕翔ー、、」


あぁ、もうこれだから…


カメラを持たせると裕翔はいつもこう。



デートじゃなくても、家にいる時でも、いつも私を撮る


「あなたがいっぱい!」


いや、当たり前やん
裕翔、いっぱい撮ってるんだから


「ねぇ、そんなに撮らないでよ…」


「何で?俺は可愛いあなたをカメラに収めたいの」


「……//////」


パシャ


「照れてるあなた、可愛い…」


少し恥ずかしくなった


「削除しとこっと…」


「え、消すの?」


何でだろう、普通に疑問に思う



だって裕翔いつもは消すなんて事しないのに


「消すよ?」


「え、なんで?」


「だって、こんなに可愛いあなた、他の人に見せたくない」


「…え」


「俺だけが知ってる顔でありたいから」


「裕翔…」


「俺、重い?」


「なに言ってんの、そんなわけないじゃん」


私は裕翔を包み込む


「私はいつも幸せだよ?」



「よかった…//」


「あ、ちょっと照れてるな?」



「なんでわかんだよ…」



「そりゃ彼女ですもん」



「…ばか、//」


「ふふっ」



幸せな時間を過ごしました

プリ小説オーディオドラマ