とりあえずなーくんの家のチャイムを鳴らす
あ…あれ…?仲良いと思ってたんだけど…喧嘩中?
奥の方から気まずそうに顔を覗かせた
あれ…?やっぱり昔と同じように仲良いよね…
3人で遊んだもんなぁ…
そう言われスマホを受け取る
とりあえず事情を説明してしばらくするとチャイムがなった
とりあえずゲームを4人でやる
私は見守り
そう言ったジェルくんは私の隣に座る
慣れるために…
そう言われてるぅとくんが思い浮かんだ
そう言うとニヤッと笑って距離を詰める
頭が真っ白になる
そう言われ顔近付けられる
初めてなーくんに抱いてしまった…
怖い…
たぶん…さっきの出来事が問題だ…
嫌になって家を飛び出した
ずっと一緒に居たのに…
なんで怖いって思っちゃったのかな…
なんで反射的に避けちゃったのかな…
その行動すら怖くなって…
訳も分からず携帯で電話をかける
少し息を切らした青髪の人
そう言って背中をさすられた
どんな顔をしているのかも…
どんな感情を抱いているのかも…
何一つ分からない
分かるのは少しだけ…優しいってことだけ…
最初は変なこと言っても私を気遣って今そばに居てくれる
その事実は変わらない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。