男の人と…しかも2人っきり…?今日会ったばかりなのに!?
そう呟いて佐伽羅さん…?は部屋を出ようとする
そう言われて舌打ちして私の方に来る
………悪魔だ…!こんなの…酷すぎる…!
結局、玄関で待っててくれてた佐伽羅さん…?
あれ…?佐伽羅さんだよね…?
………怖い…なーくん…!
やっぱり待っててもらえば良かったなぁ…
………気まずい…
ずっとスマホいじってる…
ってか帰る方向一緒だっけ…?
そう言って家と学校の中間地点ぐらいかな?
そこで別れた
やっぱり方向違うよね…
とりあえずなーくん家に向かう
たぶん変な顔してたのかな…?
なーくんは私を見ると焦って中に入れてくれた
驚くよね…今まで男の人と帰ることなんてなかったもん…
やっぱりなーくんは頼りになるなぁ…
でも…私もこのままじゃダメだよね…
いつもゲームをしている
なのに私もなーくんも全くと言っていいほど成長しない
何やかんやしていると時計は午後5時を指す
なーくんのご飯美味しいんだよなぁ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!