真人は、言われるがままに、彼女を追いかけた!
彼女は、振り向いた。
すごくドキドキしている。
と、手を握られ?
だから、あんなにさ迷って・・・・
いつのまにか俺は涙を流していたらしい。
彼女は、俺の頬に手を当てた。
なぜか石が光り出した。
その石は、浄化された呪いの石だった!
俺は彼女の手を掴み、思わず
いつの間にか、彼女にキスをしていた。
殴られもしなかった。
ただ彼女は驚き・・・・
なにかを口にしていた。
その頃木下家は・・・
愛し合うふたつの魂は、次の世でも幸せになれるはずだ。
きっと、あの二人も・・・・。
いや、あの二人なら・・・・
彼女は、俺を抱きしめ返した。
その瞬間、魔法日記は姿を消した。
誰にもしられることなく。
願いがかなったからだろうか?
そして2人は木下家へ・・・
えりかさんは、みなみを抱きしめていた。
木下家に幸せが戻ってきた!!
笑顔が戻ってきた!
私たちは恋に臆病で不器用だけど、それが【人間】ってやつだから。
俺たちは、守り続けていくよ。
大事な存在の笑顔を!
そして・・・
そして・・・
ふたりはだまってきいている。
例え、呪いの石ってやつを入れられても・・・・。
今度は手放さない。
そして3人は戻ってきた。
3人は合流した。
笑い声がたえなかった。
幸せの法則なんてないんだ。
明日があるから生きていようとおもうんだ。
大切な今があるからいきていたいんだ。
傷ついたり、悩んだり
泣いたり笑ったり・・・・。これならもたくさんたるだろう。
パシャリΣp📷ω・´)
最後に記念撮影をした僕らは、みんな笑顔だった。
生きているからこそ、この物語はこれからも続いていく。
みなみは、新しい日記帳を、開いた。
みなみは何かを書こうとしたが?
下からいとしいひとのこえがして、書くのを一旦止めたのだった。
新しい日記帳を閉じるとみなみは階段を降りて行った。
新しいスタートと共に、僕たちは歩いていく。
これからさきも、ずっと・・・・ずっと。
終わり
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。