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第19話

がすらチャンネル(9)「作戦開始っ♪」

簡単な作戦会議をしたあと、
3名はいったん解散。

そしてその日の18時半頃、
各自それなりに準備を済ませた状態で
再び集合したのである。

式峯メイリ
式峯メイリ
……よし、全員そろった!

それと今現在
部屋の電気がついてるから
村井さんが家にいるってことで、
無事に作戦をはじめられるね♪
梓山 カホ
梓山 カホ
うん
がすら
そうだな


現在3人がいるのは
目的の家のすぐ近くにある小さな公園。

電柱やら何やらのおかげで
ちょうど村井の家からは死角になっているが、
カホ達側からは侵入予定の廃屋および、
その隣にある村井の家を一望できる場所なのだ。


あまり騒ぎたてさえしなければ、
近所の人達から怪しまれることもないだろう。

式峯メイリ
式峯メイリ
ではではっ
これから動きはじめるわけだけど
みんな、作戦は頭に入ってる?
がすら
おぅッ
当然だぜ
梓山 カホ
梓山 カホ
たぶん、大丈夫だと……思う
式峯メイリ
式峯メイリ
よーしっ

それじゃー作戦開始っ♪




    *****





今回の1番の目的は、
「廃屋にいる幽霊に会いに行く」こと。


だがそのための障害となっているのが、
その隣の家に居住する “村井” という男性である。

廃屋は村井が所有する不動産のひとつで、
以前がすらの侵入を目ざとくみつけて
激怒したという出来事があったのだ。


よって彼に邪魔をされずに
廃屋の中へ入り込み、そして幽霊に会うためにも
「村井が行きつけの定食屋へ
 食事に向かった隙を狙い、廃屋へ侵入」
という方針が、今回の作戦の基本となってくる。




具体的な動きとしては、
まずは “見張りチーム” と
“侵入チーム” の2手に分かれる。

“見張りチーム” は、がすら1人だけ。
村井が家を出た瞬間から
気づかれないよう後をつけて動向を見張り、
何かあれば逐一 “侵入チーム” へ連絡する
というのが役割である。

そして “侵入チーム” は、カホとメイリ。
村井が家を出て
少し離れたのを確認してから、
素早く廃屋へと侵入し、
幽霊がいる場所へと向かう形となる。


ただし仮に村井が外出する気配がない場合、
本日は侵入せず、作戦決行は延期とする予定。


これがざっくりとした今回の作戦の全貌だ。




ちなみに、がすらが見張り役になったのは
本人の強い希望によるものだ。

彼は以前この廃屋に侵入し
村井に発見されてしまった経験があるため、
「仮に何かあった場合、さすがに
 2度目は許してもらえねぇ気がする」
というのが理由なのだとか。


本音でいえばカホも
侵入したいわけではなかったのだが、
がすらが見張りチームを希望したこと、
「見張り役は1人で十分だよね♪」
というメイリの言葉があったため、
必然的に侵入チームになってしまったのだ。


気が進まないとはいえ、
侵入することになった以上は
足を引っ張りたくない……。


カホはそんな思いから、
いったん解散して一時帰宅したあと、
がすらが侵入配信した際のアーカイブ動画を
何度も何度も見て、廃屋の見取り図を作成。

見取り図が完成した後は、
図を見なくてもスムーズに動くことができるよう
細かいところまで暗記したり
イメージトレーニングを繰り返したりなど
ぎりぎりまで必死に準備を行ったのであった。





    *****





3人が村井の家の玄関を見張りつつ
しばらく待っていると、
18時50分を過ぎた頃に
ようやく部屋の電気が消えるのが見えた。
がすら
お、村井さん
外出するみたいだな……

間もなく玄関扉が開き、
家の中から1人の男性が姿を現す。
梓山 カホ
梓山 カホ
あっ、昼間の……
式峯メイリ
式峯メイリ
あのおじさんが
村井さんだったんだ……

姿を現した男性は、この日の昼頃
廃屋の前で立ち止まったカホとメイリへと
鬼のような形相で怒鳴りつけてきた
年配男性その人であったのだ。
がすら
なんだよ、
カホちゃん達も
村井さんと顔見知りなのか?
梓山 カホ
梓山 カホ
顔見知りというほどではないです
式峯メイリ
式峯メイリ
今日の昼、ちらっと
見かけたってぐらいかなー
がすら
そうか……

一同がそうこうしているうちに、
家を出た村井は定食屋がある方面へ
スタスタ歩き出していく。
式峯メイリ
式峯メイリ
ちょっとがすら、
村井さんが行っちゃうよ?
がすら
おっといけねっ


じゃ2人ともまた後でな、
健闘を祈ってるぞ!
梓山 カホ
梓山 カホ
ありがとうございます
式峯メイリ
式峯メイリ
がすらもがんばってねー
がすら
おうよ!
村井の後を追いかけるように、
小走りで去っていくがすら。



彼らの姿が完全に見えなくなったところを
見計らって、メイリが言う。
式峯メイリ
式峯メイリ
……そろそろ行ったかな?
梓山 カホ
梓山 カホ
うん、行ったみたいだね

カホとメイリは足早に
目的の廃屋へ向かったのだった。





    *****





廃屋の周辺には人の姿はない。

ということで、
人目を気にする必要もないカホ達は
一気に廃屋裏にある勝手口へと回り込み
ドアの鍵を確認する。
梓山 カホ
梓山 カホ
どう?
式峯メイリ
式峯メイリ
おっけー!
カギ、壊れたままっぽい

先日のがすらの配信時と同様、
勝手口ドアの鍵は壊れた状態であった。

室内にも人の気配はないようだ。

スマホを握りしめたメイリに、
懐中電灯で明かり係を担当するカホが続く形で
暗く狭い廃屋内へとなだれ込んでいく。

梓山 カホ
梓山 カホ
うっ……

カホは自然と顔をしかめてしまう。

どことなく不快なニオイがしたのだ。


長らく使っていない様子に加え
掃除をした形跡もないせいだろうか?

それとも違う要因のせいだろうか?

梓山 カホ
梓山 カホ
(……“心霊ちゃん” の時に行った
 廃ビルとは、また違う感じの
 ニオイがするな……

 なんかこう……何かが
 長年こもった感じというか……)

だが、先を行くメイリは
そんなのお構いなしに
どんどん奥へと進んでいってしまう。

自分だけ立ち止まるわけにはいかないと
カホも急いで後を追いかけた。





勝手口に続いていた台所には
食器棚や鍋や炊飯器などのキッチン雑貨が、
続いて抜けたリビングには
テーブルや椅子やぬいぐるみなどの小物類が
乱雑に置きっぱなしになっていて、
全体的にホコリが積もるがままになっている。

そんな配信動画で見たままの光景を
一瞬のうちに一直線に駆け抜けて、
先頭のメイリが廊下に繋がるドアを開けると……。


幽霊
幽霊
…………
廊下の真ん中にたたずむ、幽霊の姿。
梓山 カホ
梓山 カホ
 !! 
式峯メイリ
式峯メイリ
 !! 

身構えるカホ達。





だが……。
幽霊
幽霊
…………
梓山 カホ
梓山 カホ
…………
式峯メイリ
式峯メイリ
…………


幽霊が動き出しそうな気配がない。

一切動くことなく、
ただただその場所にいるだけだ。


式峯メイリ
式峯メイリ
……カホさん、あれって
動画に映ってた幽霊だよね?
梓山 カホ
梓山 カホ
おそらく……
式峯メイリ
式峯メイリ
なんで動かないのかな?
梓山 カホ
梓山 カホ
さぁ、何でだろう……?

幽霊は、人らしき形こそしているものの、
ぼんやりと透き通ったシルエットは
明らかな異様さを放っている。

加えて、何とも言えない
ひんやりとした、それでいてよどんだような空気。


カホにはその全ての状況が、
「目の前の存在はこの世の者ではない」
ということを示しているかのようにも思えてしまう。

梓山 カホ
梓山 カホ
(……あれ?
 この幽霊、もしかして……)
じっと幽霊を観察していたカホが
何かに気が付いたようだ。
梓山 カホ
梓山 カホ
ねぇメイリちゃん、
あの幽霊、何かを指さしてない?
式峯メイリ
式峯メイリ
え?

カホに言われ、
相変わらず動く気配が無い幽霊を
改めて凝視するメイリ。
幽霊
幽霊
…………
式峯メイリ
式峯メイリ
……あ、ほんとだっ!!

輪郭がぼんやりしているため
パッと見た瞬間は分からなかったが、
よくよく観察すると確かに、
幽霊は左手の人差し指でずっと
“何か” を指している恰好にも見えてくる。


その指の先が示すほうへ
カホは懐中電灯を向けてみた。
梓山 カホ
梓山 カホ
……扉?
そこにあったのは、
普通のドアより一回り小さな扉。

どうやら階段下の空間を利用して作られた
収納スペースのようである。
式峯メイリ
式峯メイリ
う~ん、扉自体は
特に変わったところもなくて
フツーっぽい感じだよね
梓山 カホ
梓山 カホ
私もそう思う

確かにホコリだらけではあるけど、
この家の中は
どこもそんな感じだし……
式峯メイリ
式峯メイリ
ということは……
梓山 カホ
梓山 カホ
……うん
目と目で会話する2人。



そしてカホがたずねる。
梓山 カホ
梓山 カホ
……幽霊さん

もしかして、
この扉の向こう側に
“何か見せたいもの” でも
あるんでしょうか?
幽霊
幽霊
…………
幽霊は一呼吸おいて、
それからゆっくり首を縦に振った。

式峯メイリ
式峯メイリ
……そっか

じゃー、
開けるっきゃないね♪
と、メイリが階段下収納の扉に
手をかけた時だった。



 ――ガチャ、バタバタ……


梓山 カホ
梓山 カホ
えっ?!
式峯メイリ
式峯メイリ
なに?!
台所方面から聞こえてきた急な物音に
カホとメイリが驚いていると。
がすら
カホちゃん達、大丈夫かッ?!
廊下にがすらが飛び込んできた、
と思ったら……
がすら
うおッ?!
マジで幽霊だし!
飛び込んできた瞬間、がすらは幽霊に驚いた。
式峯メイリ
式峯メイリ
ちょ、それより
あんたは見張りチームでしょ?

なんで見張りの役目を放置して
こっちに来ちゃうわけ?!
がすら
しょうがねぇだろ、
メイリちゃんが
電話に出ねぇんだから!
式峯メイリ
式峯メイリ
え?
梓山 カホ
梓山 カホ
あっ、メイリちゃんのスマホ
ランプが点滅してる!
がすら
それたぶん俺の着信!

何度電話しても出ねぇから
直接行くしかねぇって判断したのさ
式峯メイリ
式峯メイリ
ごめん、もしかしたら
着信モードをサイレントに
しちゃってたかも……
少ししゅんとするメイリ。
がすら
そんなことどうでもいいから、
早くここから逃げろ!
式峯メイリ
式峯メイリ
なんでよ?
がすら
もうすぐ村井さんが
戻ってくるからだッ!
梓山 カホ
梓山 カホ
えぇっ?!
式峯メイリ
式峯メイリ
村井さんって
晩ごはん食べに行ったんじゃ――
がすら
俺だってそう思ってたさ!

でも、店に入る直前に
急になんか通知が来たみたいで、
スマホ取り出すなり慌てて
来た道を戻り始めたんだよ!
式峯メイリ
式峯メイリ
あっ、もしかして
この家のドアとかに
防犯センサーみたいなの
ついてたりして

最近ああいうのって
侵入者がいたら、スマホに
通知が行くタイプがある
ってどっかで見たよ!
梓山 カホ
梓山 カホ
そんな……
がすら
もう何でもいいから
早く逃げなきゃやべぇって!
梓山 カホ
梓山 カホ
そ、そうですね!
がすらとカホが
退避しようと体勢を変えるのと同時だった。

式峯メイリ
式峯メイリ
てぃッ!


 ――ガタッ


気合の入った掛け声ととともに、
メイリが階段下収納の扉を開けたのだ。
梓山 カホ
梓山 カホ
うっ……
途端、“嫌なニオイ”が強くなったことにより
すっかり逃げる体制だったはずのカホが、
思わず音のほうへと懐中電灯を向け直してしまう。
梓山 カホ
梓山 カホ
……!

を目にした一同は、ただただ絶句。




なぜなら
懐中電灯の白く強烈な光に
照らし出されていたのは、

まごうことなき “” だったのだから。



よく見ると、頭蓋骨だけではなく
それに連なる形でさらに首・胴体・足と
全身の骨があるようだ。


がすら
これって……

……人の骨、だよ……な?
式峯メイリ
式峯メイリ
た、たぶん……
梓山 カホ
梓山 カホ
(……そうか!)
梓山 カホ
梓山 カホ
幽霊さん、
あなたが見てほしかったものは
この骨だということで
間違いないですか?
幽霊
幽霊
…………
幽霊は、またもや静かにうなずき、
そしてスゥッと消えてしまった。
式峯メイリ
式峯メイリ
あれ?
消えちゃった?
がすら
???

どういうことだよ――



 ――ガラッガラッ!!!



一同のすぐそばで急に響き渡る、
玄関引き戸の重い音。

村井
お゛いコラ、おめぇらッ!!
そこで何やッてんだぁぁぁッ!!!
そして間髪入れずに老人村井
恐ろしい勢いで廊下へと怒鳴り込んできた。

梓山 カホ
梓山 カホ
あ?!
がすら
やべッ?!
式峯メイリ
式峯メイリ
忘れてた……!
逃げることも間に合わず
一同の顔が引きつった瞬間。
村井
!!
カホ達の目の前に到着した村井が
唖然あぜんとした表情で動きを止めてしまった。




彼の視線の先には、
開いたままの階段下収納扉。

それに加えて
収納内へと懐中電灯を向けた状態で
突っ立っているカホ・メイリ・がすらの姿。


村井
……おめぇら、見やがったな?
わなわなと震えだす村井。
梓山 カホ
梓山 カホ
えっと、その……
式峯メイリ
式峯メイリ
いやまぁ……

見ちゃったかと言われれば……
がすら
見ちまった、かも……なぁ……
3人がおそるおそる言葉を返すと。

村井
…………
村井の顔から血の気が引いていく。

顔色が完全に真っ青になったところで
彼はがっくりと膝をつき、動かなくなった。






魂が完全に抜け落ちてしまったかのように
気力を失ってしまった村井の姿に、
ただ呆然としていたカホ達3名。

式峯メイリ
式峯メイリ
……!
だがここで、メイリが気づいた。

式峯メイリ
式峯メイリ
……あのさ、
人の骨ってそのまま
放置しちゃまずいよね?
村井に聞こえないよう、
がすらとカホに小声でささやくメイリ。
梓山 カホ
梓山 カホ
そうかもしれない……
式峯メイリ
式峯メイリ
どうするのが正解?
がすら
そりゃ警察に通報するのが
正しい一般市民のあり方だろ
式峯メイリ
式峯メイリ
だよねー

でもさっ通報したら
あたしたちも不法侵入で
捕まったりしちゃうんじゃ……
梓山 カホ
梓山 カホ
!!
がすら
!!

ハッとするカホとがすら。
梓山 カホ
梓山 カホ
ど、どうしよう……
式峯メイリ
式峯メイリ
でもさ、通報せず
このまま逃げるのもどうかと思う
梓山 カホ
梓山 カホ
……そうだよね

あの幽霊さん、私達に
骨を見つけてほしそうにしてたし、
逃げるなんてできないよ……
式峯メイリ
式峯メイリ
じゃあ……やっぱり――
がすら
任せろ!
俺がなんとかしてやる!

メイリの言葉をさえぎるがすら。
式峯メイリ
式峯メイリ
「任せろ」って、何を?
がすら
この場を、だよ

ここは俺に任せて、
カホちゃん達は
さっさとおうちに帰ってくれ

通報だとか
村井さんとの口裏合わせとか
後のなんやかんやは
俺が全部やっとくからさ
梓山 カホ
梓山 カホ
え、でもそれじゃ
がすらさんが――
がすら
いいんだ!

今回の件はもともと
俺の配信が原因だからよ
梓山 カホ
梓山 カホ
でもがすらさん、
肝試し配信をここでしたのは
幽霊に憑りつかれてたせいかも
しれないって言ってましたよね?
がすら
ああ、言ったな、
それでもやっぱ俺の責任だ
梓山 カホ
梓山 カホ
そうとは限らないです
がすら
いや、幽霊云々に誘われたとしても
踏みとどまればよかったんだ

だけど、
配信者としての限界感じて
追い詰められて焦りまくってた俺は
その誘いに乗っちまった

乗っちまった以上は
俺の責任でしかねぇんだよ……
がすら
……ま、不法侵入に
不法侵入を重ねたってことで
俺の配信者生命は
終わっちまうかもだけど

でもどっちみち
既に1回目の不法侵入で
終わっちまってたような
もんだったし

これでかえって
潔く諦めついちまったぜ!
がすら
カホちゃん、こんな俺のために
危険に飛び込んでくれてありがとな
梓山 カホ
梓山 カホ
がすらさん……
がすら
……それに
2人が帰ってくれたほうが
反対に俺にとっても
都合がいいんだよなぁ
式峯メイリ
式峯メイリ
どーゆーこと?
がすら
俺は間もなく30歳手前の大人だ

だけど君らは
まだ10代の未成年だろ?

もしこの件がこのまま
明るみになったとしたら、
世間から見た時に
「俺みたいにいい歳した大人が
 未成年を巻き込んで
 不法侵入をやらかした」
って思われるんだぞ、
最悪じゃね?
式峯メイリ
式峯メイリ
今回侵入しようって
言い出したのはあたしだもん!

がすらのせいじゃない――
がすら
世間はなぁ、
そんな見方しちゃくれねぇよ!

実際どっちのせいだろうが、
大人が同行してる以上、
悪いとされるのは
基本大人のほうになっちまう
がすら
だからといって
「2人を置いて俺のほうが逃げる」
って選択肢は俺の中にはぇ!

さすがにそれはカッコ悪すぎるし
大人としてどうかと思うぞ!
がすら
……ってなわけで
カホちゃんとメイリちゃんが
おとなしく帰ってくれたほうがよ、

“俺の悪者度” ってやつが
逆に少しばかり
軽減されちゃうんだよなぁ……


……頼むよ、2人とも!
梓山 カホ
梓山 カホ
…………
式峯メイリ
式峯メイリ
…………



カホとメイリは顔を見合わせ、
そして決意した。


梓山 カホ
梓山 カホ
分かりました
式峯メイリ
式峯メイリ
りょーかい
がすら
おう、これで安心だ

じゃあとっとと帰りな!

そう言ってクシャッと笑ったがすらが、
ほんの少しだけ
カッコよく見えたような気がしたカホだった。