第60話

ごじゅうよん
325
2020/09/01 12:14
ころん
ころん
何乗る?!
(なまえ)
あなた
あ、これ乗りたい...!
マップ上のあるアトラクションを指さすと
莉犬くんが覗き込んできて
莉犬
莉犬
ん?どれ〜?って・・・え?
何かに驚いたように言葉を失った
(なまえ)
あなた
・・・?莉犬くん・・・?
どうしたんだろう?
莉犬くん固まってる・・・
ななもり。
ななもり。
どうしたの?
(なまえ)
あなた
さぁ・・・?
なんかびっくりしてるっぽいけど・・・なんで?
はるか
はるか
(あー、あれかw)
さとみ
さとみ
まあまあ、で?どれに乗る?
さっきのころんくんと同じようにさとみくんが聞く
(なまえ)
あなた
これ・・・!ダメ、かな?
再びマップを指さしてさとみくんに見せる
さとみ
さとみ
あー、これね・・・って、マジ?
さとみくんも莉犬くんと同じように驚いたらしい
固まってはいないけど
(なまえ)
あなた
うん!楽しそうじゃない?
莉犬
莉犬
どうしようるぅとくん!俺無理かもしれない!
るぅと
るぅと
・・・?一体何を選んだんですか?
なんか2人のコソコソ話が聞こえてくるけど・・・
内容までは聞き取れなくて
るぅと
るぅと
どれですか〜?
・・・え、これ、大丈夫ですか?
莉犬くんを置いてマップを覗き込むるぅとくん
その顔にも驚きと焦りが滲み出ていて
(なまえ)
あなた
うん・・・?大丈夫、だよ?
なぜみんながここまで怪訝な反応をするのか
(なまえ)
あなた
ね、はるか!いけるよね!
はるか
はるか
あー、うん、あたしはいける
気のない返事をするはるかを見てもみんなは驚かない
その代わり・・・
ジェル
ジェル
どれどれ・・・うわっ・・・
へー、平気なんやな、こういうの
ジェルくんも
ななもり。
ななもり。
うわぁー、すごいやついくね
なーくんも驚いてて
ころん
ころん
マジ!?僕もこれ乗りたい!
ころんくんだけが賛成してくれた
さとみ
さとみ
いや〜、まさか・・・
全員
あなたが絶叫系いけるとは・・・
みんなの声がハモる
でもその言葉は私からすればとてもびっくりするもので
(なまえ)
あなた
え、いけない人っているの・・・?
私は「マジか」と言いたげな目をしているみんなを置いて
ころん
ころん
行こーぜ!
(なまえ)
あなた
うん!
ころんくんと、この遊園地で一番高いであろうアトラクションの並び口に歩いて行った
莉犬
莉犬
((´д`)) ブルブル…
るぅと
るぅと
が、頑張りましょう・・・
何故か震えている2人をたまに振り返りつつも
楽しそうなアトラクションが目の前にあって
とても胸が高鳴っていた

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