瑞稀side
中村「瑞稀!次何行く!」
井上「え~、何にする~?」
中村「あ!あれは!?プーさん!」
井上「行く~!」
中村「じゃあファストパス買お!!」
井上「うん!」
ただいま嶺亜とディズニー満喫中です!
とりあえず全部攻めていくつもり!
今はトム・ソーヤ?と
イッツ・ア・スモール・ワールド?と
アリスのさ、コーヒーカップ?
あ、あと、ダンボのやつ!w
ゆったりなのから攻めていってる!
今から行くのがプーさんのやつ!
あれ、実はゆったりそうにみえて
結構激しいんだよ。
中に大きな本があって、
その物語通りに進んでいくの。
で、俺たちが乗ってるものが、
その物語に合わせて動くってやつ。
めっちゃくるくる回るときあるからね!?
終わった後ちょっと酔うっていう…w
でもそれが楽しいんだよw
中村「瑞稀!次だよ!」
井上「うん!」
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
井上「嶺亜!楽しかったね~!」
中村「そうだね!」
井上「うん!次何行く~?」
中村「う~ん」ニヤッ(。-∀-)
井上「?」
中村「絶叫系行こー!」
井上「えぇーー!!!」
中村「行こ行こー!」
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
井上「ねぇ嶺亜!ほんとに行くの…?」
中村「行くから買ってるんでしょ?」
井上「いやぁ…」
そうなんです。
嶺亜が絶叫系行くとか言い出して、
『ビック・サンダー・マウンテン』
のファストパス買ってる。
もー絶叫系無理なの~!
中村「大丈夫だよ~wほらゴー!」
井上「ふぇ~……(泣)」
中村「瑞稀~」
井上「もー嫌だって~……」
中村「大丈夫だからw」
井上「無理ぃぃいいグスッ」
中村「わかったわかった!w
バレるからちょっと静かに!ww」
井上「手、握っててい…?グスッ」
中村「どうぞ?w」
ギューー
中村「ちょっ、強い強いw」
井上「離さないでね!グスッ」
中村「離さないよw」
井上「ぜったッ!!!」
ガコンッ
井上「いッ!?!?」
中村「ww」
井上「何?なんでこんな暗いの?
絶叫なのになんでウサギなの?
ウサギなのになんでこんな
不気味な音楽流れてるの?
ディズニーの思考回路どうなってんの!?」
中村「瑞稀!外に出たよ!あ!
並んでる人いっぱいいる!
あの中に俺たちのファンもいるのかな~。
ね!みず、き……瑞稀!?w」
井上「明るくなったり暗くなったり
意味わかんない。
しかもなんで外に出るの。
めちゃくちゃ高いし……。
だから絶叫無理なのに……
ブツブツ………」
中村「瑞稀……wごめん…w」
井上「別にいいけど……」
中村「あ、やばい」
井上「へ?」
グンッ
最初の坂下りました
井上「わぁぁああ!!!」
中村「おぉおぉ。大丈夫大丈夫。
まだ序の口w」
井上「なんで序の口!?
二回もあるの!?!?」
中村「あるよw」
井上「もーなんでよー!!」
中村「叫ばないで!w迷惑だよ!w」
井上「でも、でも、でも…!グスッ」
中村「だーいじょうぶ、大丈夫!」
井上「れぃあ~……!グスッ」
中村「よしよし~。もう来るよー」
井上「いやぁ!!」
グンッ
最後の坂下りました
井上「嶺亜ーーー!!!(泣)」
中村「wwwwwwwwwwww」
バッシャーーーーン!!
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
井上「グスッグスッ」
中村「ごめんごめん、瑞稀」
井上「もう嫌……グスッ」
中村「ごめんね…。あ!次!
次くまさん行こ?ね?」
井上「うん…。行く…」
中村「よし!ごーごー!」
まだまだ続きます…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。