初めてお母さんに反抗した
喧嘩は沢山した事があったのに反抗はした事がなかった
こんな事言う自分が嫌になったが
私はお母さんの声を振り切って
家を出た
急いで切符を買って
閉まりそうな電車のドアに飛び乗った
どうやら、この電車が最後らしい
ピコンッ_
~LINE~
そう、今日合ったばかりだけどLINEを交換していたのだった…
……………
ピンポーン
・・・・・・・
ガチャ_
蒼羽は1人暮しをしている
リビングのソファに座ると蒼羽が誰かに電話をかけた
~蒼羽の電話の内容~
あなたのお母さんの声が少し震えた
あなたのお母さんが
『今日、泊まらせるのね!』って
言った後
「え、あなた泊まるの………」
って言う声が聞こえた
…………………
蒼羽が誰に電話をかけているのかすぐ分かったお母さんだ……
最後がめっちゃ小さい声になっていた
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蒼羽がなんで、あなたと楓の事を知ってなのか、教えなかったかは次のお話で……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!