あなたside
うわぁぁぁ
今日は雑誌の撮影でしたぁぁぁ
疲れたぁぁぁ
早く楽屋戻って寝たぁぁぁい
ガチャ
??『あっ!あなたちゃぁん!!♡』
え………
何で…………………
もう皆さん口調でお分かりかと思いますけど
そうです、アイツが何故か私達の楽屋にいたんです、
もう退所したはずの
"川口まゆ"が___
樹『お前、退所したよな?』
まゆ『はいっ!で、また戻ってきました♡』
大我『何で?』
まゆ『なんか、事務所のお偉いさんに戻ってきてほしいって言われたんで!』
慎太郎『お偉いさん?』
まゆ『はいっ!まぁ、それだけじゃ無いんですけどねぇ……』
ジェシー『お前、あなたに手出すなよ?』
まゆ『分かってますよぉ!!アハハ……』
わぁぁめちゃ睨まれてるぅぅぅ
あいつと2人きりになったら終わりですね、
てかお偉いさん頭おかしいだろ
何でこいつ戻ってこさせるんだよ
アホかぁぁあ!!!←
まゆ『今日からまたSixTONESに復帰ということで!お願いしますねぇぇ♡』
SixTONES『……』
まゆ『無視……ですか……?』
北斗『俺、こいつ戻ってくるの受け入れらんない』
慎太郎『それな』
樹『無理だよ、こいつと活動』
ジェシー『お前がいても、邪魔なだけなんだよ』
優吾『あ、ちょ…ジェシー、言い過ぎじゃない?』
慎太郎『ほんとのことじゃん。どうせまたあなたの事苦しめたいだけだろ?』
まゆ『もうあの頃の自分とはおさらばしたんで!あなたちゃんにはもう変なことしませんよ?』
優吾『そうやって言ってまたやるよね?』
まゆ『やらないですよ!信じてくれないんですか?』
大我『君のことは信じられないんだよ』
まゆ『何でですか………』
ジェシー『過去にあなたに変なことしただろ?俺らに嘘もついて、』
まゆ『もうほんっとにしないんで!あなたちゃん、あの時はごめんなさいっっ、』
「許すわけ無いじゃん」
ただごめんねって言っただけで許されると思ってんの?
あの時のこと、私は忘れられないから
大我『あなた…』
まゆ『………私、あなたちゃんと一緒に活動したいのに……』
「私はしたくないから、」
樹『…………まぁ、とりあえず俺らはあなたの味方なんで。』
優吾『変なことしたら許さねぇ』
慎太郎『分かったな?』
まゆ『はい………』
北斗『行くぞ、あなた。』
「うん、」
皆、私に味方してくれるのは嬉しいんだよ?
けど、また暴力が酷くなるんだよね
もういじめられるのは分かってる。
でもそれでみんなに頼ったらまたエスカレートする。
もうさ、、
事務所、辞めようかな…、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。