あなたside
SixTONESの楽屋に向かってる途中でぇぇす
足が重いよォ
ドンッ
「おわっ」
瑞稀『あ、ごめんなさい!…ってあなたじゃん!』
「みじゅくん!」
瑞稀『大丈夫なの?』
「全然」
瑞稀『どこ向かってるの?』
「SixTONESの楽屋だよ、」
瑞稀『戻れるの?』
「無理。でも戻らないと、仕事できないし」
瑞稀『そりゃそうだけど…』
「大丈夫だよ、心配しないで」
瑞稀『いや、するよ!』
「え?」
瑞稀『あなたは俺にとって大切な人だよ?大切な人が苦しんでるの、心配しないわけないじゃん』
「みじゅくん……うわぁぁぁ…(泣)」
瑞稀『ほら、おいで(笑)』
私はみじゅくんの胸元にダイブした
みじゅくん落ち着くよぉぉ(泣)
「もう……辛いよ……(泣)」
瑞稀『必ず皆であなたのこと助けるから』
「ありがと……」
瑞稀『よし、頑張って!』
「うん!行ってくる」
瑞稀『辛かったらすぐ抜け出すんだぞー』
「はぁいよ」
みじゅくんにも応援してもらってるし
高橋、楽屋に突入〜!!
ガチャ
「わーお」
そこには、
まゆがたった1人座ってた。
まゆ『あ、あなたちゃんだ!♡待ってたの!』
「てか、皆どこ?」
まゆ『あー、知りたい?』
「当たり前でしょが」
まゆ『しょうがないなぁ』
と、言うとテレビをつけ始めるまゆ。
すると、その画面には
SixTONESのみんながいた。
北斗『あ、あなた!!』
「皆、何してるの?」
大我『俺ら全員でトイレ探してて、その時まゆがこっち!って言って変な部屋に閉じ込められてるんだぁ』
「トイレの場所ぐらい把握しとけや」
樹『ぶぅー』
「可愛くねぇぞ♡」
樹『おい』
「つか、皆どこ部屋いんの?」
ジェシー『分からん』
「は」
慎太郎『無意識にこの部屋入っちゃった』
「頭おかしいだろ」
大我『助けてよ〜』
「部屋分からないんじゃ助けようねぇだろ」
樹『ぶぅー』
「だから可愛くねぇって」
まゆ『あー、ちなみにその部屋の鍵私が持ってるんで♡』
「じゃあその鍵ちょーだいっ♡」
まゆ『あーげない♡』
「そう言うと思ったよ」
優吾『あなた〜』
「まぁ何とかして助けに行くわ。」
慎太郎『何とかってどーやって?』
「分からん」
ジェシー『おい』
まゆ『じゃあ一旦中継切りまぁす』
ブチッ
テレビ切れちったよーー
いや、私1人で助けられると思う?
無理じゃなこりゃ
まゆ『じゃ、頑張って♡』
「絶対鍵手に入れてやるからな!」
まゆ『無理だよっ』
「無理じゃねぇよ」
まゆ『じゃっ、!』
ガチャ
この件絶対1人で解決できないし
誰かに助け求めに行こーっと、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!