第100話

これからもずっと(終)
2,205
2020/06/20 16:51
あなたside







SixTONES初ドーム公演当日。


皆それぞれ気合いを入れ、


私達は初めて単独でドームのステージへ。


他には誰もいない、


本当にSixTONESだけの景色だった。


















前半戦、そしてMCを終え


後半戦も終わりに差し掛かっていた頃、


急に会場全部のライトが消え、何も見えないくらい真っ暗に。



















「え待って…何?」



樹『怖い怖い』




















すると、


1人のファンの子がペンライトをつけ始め


そのまた隣の子も、そしてそのまた隣の子も…という風に伝染していった。


そのペンライトが文字に見え、段々とついて行くペンライトを見て私は泣いてしまった。

















「待って…文字浮かんでるよね…」



ジェシー『…皆、』






















ペンライトで表された文字は













"SixTONESありがとう"

































ファンの子達からは




"SixTONES大好きです!!"


"これからもずっと着いていきます!"


"SixTONESありがとう!"






"SixTONESは最強です!"








などと、声が飛び交った。

















「え…何みんな…サプライズ、?」



大我『もうファンの子好き!だーいすき!』



ファン『キャァァァア!!!』



樹『んだよマジで……泣』



ジェシー『泣くとは思ってなかった』



北斗『ヤバい……グスッ』



慎太郎『最高だな、』



優吾『…はぁ、泣』
























皆で大号泣のまま最後の曲へ。






















ジェシー『ごめん…泣いてるけど許してね…』



ジェシー『Imitation Rain』























イントロが流れ、皆が踊り出す。


私は歌にもダンスにも力を込めた。


すると、ラスサビで隣にいた大我が肩を組んできた。


いつの間にかSixTONES全員で肩を組んでいて


それはやがてファンの子にも伝染して行った。



















『『紅に染まるまで 雨に打たれて』』






















最後の曲を終え、最後に私達は1人ずつ挨拶をして行った。


そして最後の私の番に。
















「…ズズッ、えっと、ごめんね…ずっと泣いてるけど許して下さいっ、」



「今日は皆本当にありがとうございました…まさか皆がこんなサプライズしてくれるなんて、思ってもなかったし、泣」



「やっぱりファンの子もSixTONESも最強だなって改めて感じました。そんな皆が…私は大好きで大好きでたまりません、っ、」



















ずっともがき続けてやっと掴んだCDデビューという夢。


それから色々な嬉しい事が沢山あって


でももちろん悔しかったりする事もあった。


一つ一つ鮮明に覚えていて、


7人で色んな景色を見た。


これからも新しい景色をSixTONESと見て行きたい。






















「私は…SixTONESが大好きです、!!!!!!」




















なんて叫ぶと会場から拍手が凄かった。




















ジェシー『俺も大好き!!』


大我『俺も誰にも負けないぐらい好きだもん!』



北斗『俺は愛してる!!』



慎太郎『俺もだし!!』



優吾『絶対俺誰にも負けないぐらい好きな自信ある!!』



樹『俺が1番好きかなあ!!』



「私だよ!!」


















これから色々辛い事があったり


悔しい思いすることもあるかもしれない。


けど、それは皆で乗り越えていこう。


SixTONESなら大丈夫。


















これからもたくさんの景色をSixTONESで見ていこうね。














いつかはテッペンからの景色も……ね?














fin.


















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終わりです!


ちょうど100話目に終われたの嬉しい…笑


見てくださった方、最後に改めて


本当にありがとうございました!!




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