合格発表から2日がたった
電車は9:14発。
現在時刻9:05。
やふは時計を見た
私は部屋を出た
2分後__
やふが部屋から飛び出してきた
靴を履いて家を出た
そんな話をして3分_
乗車券を買って駅のホームで電車を待っている
誰かが私とぶつかったみたいだ
そう言ってその人は手を差し出してくる
私が立ち上がったと同時に電車が来た
そしてなんとか電車に乗れた
座る場所がないぐらい混んでいた
明らかにやふの方が荷物を多く持ってくれている
1時間後___
何回か乗り換えをして静岡に着いた
やふが指をさした
やふが案内してHAPに着いた
やふがインターホンを押した
インターホンが切れた
ガチャッ
ドアが開いた
私は影に隠れた
NEXT ついに対面……!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。