第24話

これだけは。
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2020/06/11 21:09
これだけは。


〖mfsr〗
※ご本人様たちには、全く関係ありません。





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「はぁ、、、」

「心配だな、、、、」


僕の恋人の声が出なくなって2ヶ月たった。
心配でしょ?さすがに2ヶ月って、、、
あんな素敵な声を奪う神様なんて大っ嫌い。


「病院いくか」


恋人は、今入院している。なかなか治らなくて、病院に行ったら入院させられた。


「そらるさん、、、」










「そらるさん、こんにちは」


そう言うとそらるさんは、スマホのメモ機能を使って[今日もありがとう]とうちだした。


「どう?苦しくない??」


[大丈夫。]


「そっか、なら良かった!」


僕がそういつまで笑うとそらるさんも一緒に笑ってくれた。この人は、本当に笑顔が似合うな


「退院できるといいですね」


[声が出たらいいんだけどね。本当にごめんね。]


そらるさんは、シュンとしてメモを見せた。


「そらるさん、焦らないで、ゆっくりでいいよ。僕は、そらるさんのこと見捨てたりしないから。」


[ありがとう。]


「いえ、本当のことを言った迄です!」



そらるさんの声が出なくなったあの時。
めちゃくちゃ焦った。

家に帰ったらそらるさんが喉を抑えながら倒れていて、、、喉からは、ヒューヒューと音が聞こえる。過呼吸だった。
それから、そらるさんを落ち着かせて話を聞こうとすると、泣きながらそらるさんは、
[こえがでない]そう教えてくれた。

その日の晩、そらるさんはずっとずっと泣いていた。こんなそらるさん見たことないくらい。とりあえず、明日起きたら病院に連れていこう。それで見てもらって薬があれば出してもらって、そしたらきっと、元通りだから。

1から2週間で治ると言われていたのに。それは、全く治らなかった。そらるさんもびっくりしていて、[どうしよ]とばかり呟いていた。そして、病院に行けば、、、、


今の状態。


「早く治るといいですね」


[うん。]


そらるさんは、あれから思いっきり痩せてしまったと思う。元々、肌が白くて細いのに更に白くなって細くなって、、、

そんなことばかり考えてはダメだと思い、そらるさんにとある話をふった。


「僕、もうちょいで誕生日なんですよ!」


そう、僕の誕生日。


[ほんとだ。あと1週間?]


「そうですよ!!」

「誕生日プレゼント待ってますね!」


[なんだよそれwそんなこと言うやつには、プレゼントなんてあげない!]


そらるさんは、久しぶりに笑った。
あぁ、よかったと心の底から思った。


「ふふ。ごめんなさいwあ、、そろそろですね。今日もありがとうそらるさん」


そらるさんのおでこにキスをして帰った。
毎回、真っ赤になるそらるさん可愛いなぁ、、、、

























「え"!?会えない!???」


僕の誕生日、天月くん達に誕生日パーティーをするから来てくれ!!と言われ、それを承諾し、その前にそらるさんに会いに来た。

なのに!!今日は、診察があってそらるさんも疲れてるから、会えないって言われた。
恋人なのに!?ぼく!彼の恋人ですよ!


「うぅ、、、あいたかった、、、、」


せめて、彼にメモでもいいから[おめでとう]と言ってもらいたかった。


「そらるさんと会えないみたいだから、今からそっち行くねっと」


ピコンッ

相変わらず、返信が早い。


「「そっか...残念だね...こっちは、いつ来てもOKだから、ゆっくり来てね!!」」


「「ありがとう」」






































「みんな来たよー!!」


「お!まふくんお誕生日!」

「「「「「おめでとう!!!!!」」」」」

「ありがとう!!」


「誕生日までそらるさんの心配してるとかほんま、イチャイチャやなー」


「は!?」


「そらるさん大好きマンだから仕方ないよ!!」


「いや!そうだけどさ!!」


「認めたぁぁぁぁぁwwwwww」








それからみんなで馬鹿みたいにはしゃいでお酒を飲んでいた。とても楽しかった。
プレゼントもいっぱい貰った。


「ありがとーみんなぁー」


「まふくん、めちゃくちゃ酔ってるじゃん!」


「めずらしー」


「ちょっと僕、その空気吸ってくる!」


そう言って天月くんは、出ていった。


「まふくんは、そらるさんの声出るようになったら、何してあげるの?」

留守くんが聞いてきた。


「そりゃ、甘やかすよ。でも初めは、頑張ったねって、、、いや、、、うん。いっぱいやりたいことあるなぁ、、、」

「幸せそうだね」

「考えるだけで幸せ。」

「それなら、よかった」


ピンポーン


「荷物きたよ?」

「まふおいって来て」

うらたさん!?なんで!!


「本日の主役なんですが、、、」

「甘ったれるな!!」

「え!?」

「うごけ!!」


彼ららしいと思った。



「はーい、今開けますね」


ガチャ



「なんだ、天月くんじゃんwww」


「ふふ。まふまふくん」


「なに?www」


「したみてみ?」


「??、、、、え」


[Happybirthday。まふまふ]

そこには、車椅子に乗ったそらるさんがいた。













「そらるさぁん!!なんで?なんで!?」

「今日、会えないって聞いてたのに!」


「そらるさんが先生に頼んだんだよ。まふまふの誕生日だから行かせてくれって。」


[俺、めっちゃがんばった]


「それで、先生が今日だけ許可出してくれて、それを僕達に教えてくれたんだよね。」

「それで、ドッキリ!みたいな感じかな!」


[うん。そんな感じ。まふまふびっくりした?]


「びっくりです、、、そらるさんっ。」

「ありがとうございますっ!!!!」


僕は、そらるさんに抱きついた。

[いたいから、やめて]

そう言うがそらるさんは、とっても嬉しそうだった。

[プレゼント、あとからあげるからまってて]


「え!?あるの!??」


[さすがにかいます。恋人の誕生日なんだから]


「え、そらるさんすき、」


[ありがとう]


「そらまふ!イチャイチャすな!!」

「そうだぞ!!」


[ごめんごめんw]


「そらるさん!」

「かわいい!」


「あぁ!?」


「まふまふセコムが発動したぞ!!」

「こわーい」

[なんだよそれwww]


そらるさんが笑っている。今日、1番笑っている。それを見て、みんなもぼくも

「よかった」

そうおもった。
















飲み会も終盤となった。またみんなテンションは高いまま。

トントンと方を叩かれる。

「そらるさん、どうしました?」

[プレゼントあげる。]


「ついに!?」

「おぉ!!」

「そらるさん、俺たちみてもいい?」

[べつにいいよ]

「よっしゃー!!!」


[まふまふ、いくよ?]

「はい!どーぞ!!!!」

































「まふ、おめでと。」
















「そ、らるさ??」

「はなせるの?」


「うん。ちょっとだけね」


「みんな知ってたの?」


「知らなかった、、、」


「おれからのどっきり。」

「そらるさんのばか、、、」

「ふふっ。ごめんね」

「すき、、、」

「おれも、すきだよ」


「そらるさんが好きって言った」

「まふくん、大丈夫?」

「ちょっと黙り込むな!まふまふくん!!」

「まふくんーーー!!!」


「そらるさん、かわい、、、」

「はい、ありがとうね」

「あ、プレゼントまだだったね」


「「「「「え」」」」」


「プレゼントってその声じゃないんですか?」


「違うよ。あれはどっきりw」


「まふくん多分死にますよ?w」


「それは困るな〜」


「まふくん!準備できた?」


「う、うん!!!」

















「プレゼントは、おれ。じゃダメかなぁ...?」




















「さいっこうっ!!!そのプレゼントいただきますっ!!」

「うれしいなぁ、、、」

「そらるさん、」

「ん?なに、、、、ん」



みんながいる前で思いっきりそらるさんにキスをした。



「まふっ、、みんないるって!」

「いいじゃん。見せつけてやろうよ。あ、そらるさんあげないからね?」

「そらるさんの誕生日に指輪買いに行きましょうね〜!」


「え、」
(リア充、、、)


「分かってるよ!」
(俺らめっちゃ空気。)



「そらるさん!声治った時1番初め言った言葉なに?」

「さかたぁぁぁ!!今はそう言う雰囲気じゃ!!」


「まふまふ」

「だったけど、、、」


「「「え」」」


「ちゃんと言えば、まふまふすき。だったけどね。びっくりしたー」

「そらるさん、、、」

「おっ。まふまふどうしたの?」

「もう、抱きたい」

「はぁ!?////」

「だめ?」

「いまはだめ!」
「いえかえったらね(ボソッ)」

「じゃ早く帰らないとね」



「まふくん!さすがに抱きたいはダメでしょ!!」

「みんないるのに!イチャイチャするな!」


「でも、そらるさんかえったらいいよって言ってくれたよ?」


「「「「「「えぇ!?」」」」」」


「ばかまふっ!!!なんで言ったの!!」

「もう、抱かせてやんない」


「え、、、」


「うそうそ!!俺、まふまふ好きだからさ.....ね?」


「そう言ってくれると思ってたw」



「それじゃ!ありがとうねみんな!!」

「俺からもありがと」


「ばいばーい!」


そうして僕達は、家を出た。






「まふそらさいこう」

「一生幸せでいてくれ」

「それな」










そらるさんは、まふくんに抱かれて、、、
って話は、またいつか、、、



end






スクロールお疲れ様です!
ずっと前の駄作をリメイク。ほとんど書き直し!w

R-18とこは、リハビリとして書いて別であげようかなぁ、、、需要あるかわからんけどw


ありがとうございました!

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