第11話

第10話
27
2018/08/24 08:09
ハルは玄関で2人の話を聞いてしまった


ハルにとって波奈は妹のような存在だった

そして麗の存在は...
〜次の日〜
「おっじゃましまーす」


「ねぇ麗、昨日、俺んちの前で誰かと話してた?」
「ん?あ、うん。安藤さんと、ちょっとね...」

「ふーん、何話してたの?」
「ううん、別にたいしたとこじゃないよ」

「そっか...。そういえばもうすぐ花火大会だね」
「あ、もう花火大会かぁ」

「麗は誰と行くの?花火大会」
「ん?あ、どうしようかな...。そういうハルは?」

「ん?俺も別にいないけど?」
「そっか、いないんだ...」

「ね、麗!一緒に行かない?」
「え、でも、私なんかでいいの?」

「うん!麗と行きたいの!」
「わかった!一緒に行く!行きたい!!」

「じゃ、どこ集合がいい?」
「どこでもいいよー♪」

「どうしたの、麗?楽しそうだね」
「え、そう?」

「じゃ、日曜の7時にわたしがハルの家に行くよ!」
「えっ!?俺が迎えに行くよ!」

「ううん、いいの、私が行きたいの!」
「わかった、じゃ家の前で待ってるから」




祭りかぁ、告白のチャンスだなぁ

ハルも麗も同じことを思っていた

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