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第51話

50 姫の背中と健人の決心
~健人side~


なんかよく分からねえが菊池に呼ばれた
てか、菊池から放課後呼び出すなんて初めてだな


菊池風磨
菊池風磨
お、来たきた
中島健人
中島健人
なんだよ話って
菊池風磨
菊池風磨
ここじゃアレだから...俺の屋敷来いよ
中島健人
中島健人
風磨の屋敷...?もしかして姫もいるの!?
菊池風磨
菊池風磨
ああ、お嬢もいるよ


よっしゃ!姫に会える!!
あの喧嘩のシーン見てから会えてなかったんだよな...


菊池風磨
菊池風磨
ほら、着いたぞ
中島健人
中島健人
うわ...なんだココ...時代劇でしか見た事ねえよこんな広い屋敷
菊池風磨
菊池風磨
ま、兄貴たちも住んでるからな
とりあえず入れよ
中島健人
中島健人
お邪魔します...


なんかやけに緊張感が...
うわ...強面な男が何人もいる...
こんなトコで姫は生活してんのか



菊池風磨
菊池風磨
お嬢...中島連れてきやした
本当の私
本当の私
ん、入れ


うわ...菊池の態度が菊池じゃねえみてえ笑
立派に下っ端やってんだなあ←



中島健人
中島健人
姫...?
本当の私
本当の私
健人...私たちのこと、ビックリしたよな?黙ってて悪ぃ...
中島健人
中島健人
いや、言いたくない事もあるんだから気にしてないよ?それに、前に言ってた人の事情に首突っ込むなって意味も分かったし
本当の私
本当の私
そっか...
それでも健人は...私のこと想っててくれるの?
中島健人
中島健人
当たり前だろ!俺はどんなお前でも好きなんだから!
本当の私
本当の私
どんな私でも...?それはホントに?
中島健人
中島健人
うん、ホントに


なんでそんなに聞いて来るんだろ?
ヤクザの肩書き背負ってようが喧嘩が強いだろうが...俺はこんなに好きなのに...



菊池風磨
菊池風磨
中島...俺はお前のその言葉...信じてるから


それだけ言うと菊池は姫の部屋から出て行った

残された部屋には俺とあなたの2人だけ
シーンと静まり返る部屋の中、姫が静かに口を開いた





本当の私
本当の私
今から見せるもの見て...受け入れられないなら黙って私の部屋から出て行け...そして、一生私の前に現れるな
中島健人
中島健人
ぇ、何それ...どーゆー事?
本当の私
本当の私
いいか?覚悟しろよ...?


そう言うと、姫は俺に背を向け服を脱ぎ始めた

中島健人
中島健人
えっ、ちょ...姫!?なにして.....


一糸纏わぬ姫の背中を見た瞬間思わず息を飲んだ

細い背中に描かれた深紅の薔薇。そしてそこから飛び立つ蝶

暫く見惚れながら無意識に声が出た


中島健人
中島健人
.....綺麗だ
本当の私
本当の私
え...?
中島健人
中島健人
すごく綺麗だよ、あなた
このまま飾っておきたいくらいだ...


俺から出た本心
ホントに綺麗で...美しい背中だと思った



本当の私
本当の私
引かねえのか...?
中島健人
中島健人
引くわけないだろ?俺の大好きなお前の身体なんだから
本当の私
本当の私
.....けんとッ(ぐずっ)


俺の名を呼びながら鼻をすする姫
俺はそっと近付くと、綺麗な背中を包み込むようにギュッと抱き締めた


中島健人
中島健人
なーに泣いてんだよ姫
本当の私
本当の私
だって...引かれて帰っちゃったらどうしようかと思って...
中島健人
中島健人
ホント可愛いヤツ...
お前、俺の愛...ナメんなよ?
本当の私
本当の私
ふふ、なにそれ...笑


泣きながらもふにゃりと笑う姫

ヤクザとか肩書きとかどうでもいい
ありのままのキミが好きだよ


中島健人
中島健人
ねえ、姫...こっち向いて?
本当の私
本当の私
ん?


胸は隠しつつ首だけ後ろに向ける姫
目線を合わせると頬を撫でながら静かに告げた


中島健人
中島健人
姫がヤクザだろうがなんだろうが俺はひとりの女の子として姫の事を愛してる
俺は姫より弱いかもしんねえ。でも、お前の抱えてるモンを全て受け入れる覚悟は出来てるよ。
だから...、俺の女になって...?俺と付き合ってください。