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第62話

61 気付かない互いの本心
~風磨side~


机に突っ伏して動かないという中島に声かけろって言われても…背中からどんよりオーラが漂ってんだけど…



菊池風磨
菊池風磨
おい中島…
中島健人
中島健人
んだよ菊池


チラッと顔を上げた中島の頬には殴られた痕があった

菊池風磨
菊池風磨
お前…喧嘩したのか?
中島健人
中島健人
菊池には関係ねえだろ


それだけ言うとまた机に突っ伏しやがった


菊池風磨
菊池風磨
ちょっと来い
中島健人
中島健人
あ?何すんだよ!
菊池風磨
菊池風磨
いいから来い


中島の腕を掴み強引に立たせるとそのまま屋上まで引っ張ってきた


中島健人
中島健人
んだよ、こんなとこに連れてきて
菊池風磨
菊池風磨
俺が話したいこと…わかるだろ?
中島健人
中島健人
……姫のことだろ?
菊池風磨
菊池風磨
そうだよ
中島健人
中島健人
姫に振られたんだよ…俺。普通の女の子と幸せになれって
俺のこと幸せにしてやれないって…
菊池風磨
菊池風磨
それ…お嬢の本心だと思うか?
中島健人
中島健人
そうなんじゃねえの?
菊池風磨
菊池風磨
お嬢は…たくさん悩んでたくさん泣いて…やっとの思いでお前と別れるって決心したんだよ!本心を隠して
中島健人
中島健人
本心を隠して…?どういう事だ?
菊池風磨
菊池風磨
それは俺の口からは言えねえ…
中島健人
中島健人
んだよそれ


だってこれは俺の口から言うべきモノじゃねえからな
本当の気持ちは本人の口から聞かなくては意味が無い





菊池風磨
菊池風磨
中島は…嘘や騙すヤツのことが嫌いなんだろ…?
中島健人
中島健人
まあな…好きじゃねえな、そんなヤツ
てか、同じようなことあなたにもこの前聞かれたけど…
菊池風磨
菊池風磨
例え話だが…もし、お嬢がお前に隠し事してたとしたらどうする?
中島健人
中島健人
どうするって…全部受け入れるに決まってんだろ!現にヤクザのこと隠されてた時だって俺はちゃんと受け入れたよ
菊池風磨
菊池風磨
でも嘘や騙すヤツのことは嫌いなんだろ?
中島健人
中島健人
愛するヤツのことなら全て受け入れる。どんな嘘だったとしても…俺を騙していようがそれなりにちゃんと事情があるはずだ。
菊池風磨
菊池風磨
だよな…お前ならそう言うはずだと思ってたよ
中島健人
中島健人
は?どういう事だよ
菊池風磨
菊池風磨
まあ、その言葉…今度お嬢に会ったら言ってやれよ?
中島健人
中島健人
でも俺らもう別れたんだし…もう会えねえよ


はぁ…もうどいつもこいつも焦れってえな…


菊池風磨
菊池風磨
なあ、中島…知ってっか?人間って愛があれば何とでも出来んだよ
中島健人
中島健人
なに菊池のクセに愛とか言ってんだよ笑
菊池風磨
菊池風磨
それ、お嬢にも同じ事言われたよ笑
じゃ、そーゆー事だから。俺先に教室戻るわ






あなたのヤツ…中島の話最後まで聞かなかったな?
やっぱり俺が思ってた通りじゃねえか
中島の愛はクソ重いんだから大切なヤツの為なら全て背負ってくれんのに

バカだな、あなた

俺も認めるイイ男を手放しやがって