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第48話

47 命を粗末にするな
~風磨side~


あなたが刺された...
おい、待てよ...嘘だろ...


菊池風磨
菊池風磨
あなた...?おい、あなたッ!起きろよあなたッ!!
本当の私
本当の私
うるせえな...起きてるよ


良かった...生きてた...


本当の私
本当の私
お前大袈裟に語ってっけど刺されたの腕だからな?
菊池風磨
菊池風磨
でも刺されたのは事実だろうが!
それ抜くなよ?今救急車呼んでやっから、ぜってえ抜く...ってお前!何やってんだよ!?
本当の私
本当の私
ぇ、抜いちゃった笑


何してんのコイツ!!!
刺さってるの抜いたら血が一気に出るだろうが!とりあえず止血...
...シャツで良いか



本当の私
本当の私
救急車は呼ぶな、どうせ警察沙汰になんだろ
このまま屋敷帰るぞ
菊池風磨
菊池風磨
いや、お前これ結構重症だぞ?
本当の私
本当の私
じゃ、屋敷に闇医者呼べ←
菊池風磨
菊池風磨
おう、わかった←


そんなこんなであなたを支えながら屋敷に向かう
止血したはずのあなたの腕からは止めどなく血が溢れ続け、あなたもしんどそうにしてる


菊池風磨
菊池風磨
お前大丈夫かよ...おぶってやろうか?
本当の私
本当の私
風磨こそ腕切られてんだろ
菊池風磨
菊池風磨
俺のはお前より深くねえよ


そう言うとあなたに背を向けしゃがみ込んだ

本当の私
本当の私
悪ぃな、風磨
菊池風磨
菊池風磨
ん、素直に甘えとけ


背中に乗せたあなたはとても軽かった。
こんな軽い身体であんな重い攻撃を繰り出し俺らを守ってくれた
ちっこいのに身体を張って守ってくれた

俺たちは...お前に恩を返せる日が来るのだろうか...




____


菊池風磨
菊池風磨
あなた?治療終わったか?
本当の私
本当の私
終わったよー、傷縫ってもらったー


あなたの腕を見てみると痛々しそうに包帯が巻かれていた。手のひらも何針か縫ったそうだ


菊池風磨
菊池風磨
お前...素手で刃物受け止めるとか...刃物持ってる相手に飛び込むとか...もう止めてくれよ...
本当の私
本当の私
何言ってんだよ、そこまでしねえとお前らのこと守れねえだろ
菊池風磨
菊池風磨
俺は...俺は...、


俺はあなたを抱き締めた
その瞬間我慢していた涙が一気に溢れ出した

本当の私
本当の私
なに泣いてんだよ風磨
菊池風磨
菊池風磨
俺はお前の事が大切だから失いたくねえんだよ...。頼むから...私が死んでもとか言うな
本当の私
本当の私
ん、悪かったよ


俺は暫くの間、あなたの腕の中で泣き続けた。
あなたが生きててくれてホントに良かった





____翌朝



変装してる私
変装してる私
おはよー
舎弟共「おはようございやすお嬢!お身体はもう平気なんすか?」
変装してる私
変装してる私
大丈夫だ、問題ねえよ
菊池風磨
菊池風磨
おはよお嬢...学校行くのか?
変装してる私
変装してる私
怪我したの全部服で隠れるとこだし、手のひらは絆創膏でも張っときゃ大丈夫だろ


血の気のねえ顔しやがって...ホント大丈夫なんかよ


菊池風磨
菊池風磨
あんま無理すんじゃねえぞ?
変装してる私
変装してる私
わかってるよ!じゃ、行ってくる
舎弟共「行ってらっしゃいませお嬢!」
菊池風磨
菊池風磨
気ィつけろ?お嬢、行ってらっしゃい



こうして数分後に俺も学校に向かったが...予想もしてなかった事態が起こった