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第1話

来ないでっ!
632
2019/08/15 06:06
AM7:30
あなた

ないっ…ないよ…

何がないって?
昨日頑張って夜中まで起きて仕上げたレポートがないの〜!
思い当たるところは全部探した。
引き出し、ファイル、バックの中…
どこを探してもないっ!
あなた

あぁぁ…どうしよう…

お母さん
あなた〜?起きてるの〜?起きてるんだったら早く降りてきなさ〜い
あなた

は〜い!

いや、ほんとヤバいよ
たっちゃんに怒られる〜
あ、たっちゃんって言うのはね、うちの担任の先生で『田實』って言うんだけど影でみんな『たっちゃん』って呼んでるの。
って、たっちゃんの説明してる暇はないよっ!
早く探さなきゃ〜
お母さん
もうご飯できてるわよ〜!
あなた

はいは〜い!

もうっ、こういう時に限って時間が早くすぎるのよねぇ…
よしっ、こうなったら昨日の事をさかのぼっていこう!
[さかのぼった結果]
あなた

あったぁ!

いや〜ほんと思いもしないところにありました
よしっ!ファイルに入れて…
お母さん
あなたっ!いいかげんに降りてきなさいっ!
やばっ!もう20分も探してた!
[1階に降りる]
あなた

お母さん!今日は朝ごはんいらないっ!

お母さん
何言ってんの!ちゃんと食べなさい!ほらっ!
あなた

モゴッ…何これ

お母さん
サンドイッチよ!

ほらお弁当!
あなた

ありがとう!

いってきます!

[学校に登校中]
奈々
あなた〜!おっはよ!(背中を叩く)
あなた

ゲホッ痛ったぁ〜!

ちょっ、奈々〜!

奈々
≧(´▽`)≦アハハハ
???
おはよ
あなた

ん?

奈々
あっ、啓介〜!おはよ!
来たよ来たよ来たよ!

私が今生きている中で唯一嫌いなもの!(?)
そう、男子!
私はさりげな〜く奈々の後ろにかくれる
啓介
何隠れてんだよ
ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
もうっ!近づくなオーラ全開に出してるつもりなのにまだ足りないのかっ!
[やっとの事で教室に到着]
サクシャ
サクシャ
ちなみにあなたちゃんは奈々ちゃんと同じクラスです(啓介とは違います)
あなた

はぁぁぁ…

奈々
どしたん?そんな朝からため息ついて
奈々には分からないであろう私の気持ちを!
男子と良く気軽に話せるねぇ…
私顔見るだけでも吐きそうウェッ
奈々
あ、もしかして啓介の事好きなの〜?( ≖ᴗ≖​)ニヤッ
あなた

違うわっ!

って叫んだとたん!
クラス中の視線の槍が!
私のクラスは25人なんだけど、なんとっ!
男子が20人!
他のクラスは女子が多かったり、平等だったりするのに!
だから今の視線の槍も男子の視線の槍でいっぱい!
あなた

ご、ゴメンナサイ…

消え入りそうな声で謝った
たっちゃん(田實先生)
お〜い、席つけ〜
あ、たっちゃんだ
みんな席につく
たっちゃん(田實先生)
昨日のレポート回収するぞ〜
みんな
ふぁ〜い
えっと、ファイルファイルっと…
あ、あった
レポートはたしかここに…
みっけ!
???
㌧㌧(。´・ω・)ノ゙
あなた

ん?

悠真
(ヒソヒソ声で)レポート見せて
あなた

(ヒソヒソ声で)え?

悠真
(ヒソヒソ声で)だから、レポート見せて
でも、たっちゃんが回収に来るんですけど…
悠真
(ヒソヒソ声で)お願い、すぐ返すから
あぁもうこの会話にも耐えらんない
あなた

(ヒソヒソ声で)分かったよ…

[レポートを渡す]
悠真
(ヒソヒソ声で)ありがとう
うぅっ、もう早く返してよ
たっちゃん(田實先生)
はい、この列回収するぞ〜
うわっ、私の列来ちゃったよ!
早く返して〜!
悠真
はい、ありがとう
たっちゃん(田實先生)
はいあなたこの上に乗せろ
あなた

はい

ほぼ同時!
危なかったぁ
後ろをちらりと見ると、悠真が何気ない顔でレポートを出している
あれ、私が書いたレポートをそのまま写しただけ!?
(╬▔^▔)ムッカー!
あいつ、許さん!
[授業が終わり、休み時間]
悠真
㌧㌧(。´・ω・)ノ゙
あなた

ん?

悠真
さっきマジ助かった
あなた

あ、あぁ、そう

ヤバい、変な喋り方になっちゃう!
それより、なんかめっちゃ近づいてきてる気がするのは私だけ?
こ、来ないでっ!
悠真
放課後、裏門で待っててくんない?
あなた

ふぇ?

悠真
1回じゃわかんないの?じゃあもっかい言うね
そう言ってもっと近づいてくる
近づかないで!
あなた

わ、分かったから!う、裏門ね!

そう言って押し倒した
悠真はちょっとビックリしてたけどすぐに戻って自分の席に行った
あ、ちょっと待て、
私、分かったって言っちゃった?
放課後、2人きり?
やだ!
絶対やだ!
でも、悠真にレポートの文句を言える最初で最後のチャンスかも!
よしっ、私の怒りぶつけてやる〜!
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -✂
サクシャ
サクシャ
こんにちは~(*`・ω・´*)ノ
または
(*'-'*)ノはじめましてヽ(*'-'*)
サクシャです。

この作品は私が主人公です。
どういうことかと言うと、
私も男子と話すのが苦手です。近づくなオーラ全開に出してます笑

そんなこんなで1番自分のことを書いたら書きやすいんじゃないかと。
更新はゆっくりですが、暖かく見守ってくれたら幸いです。

よろしくお願いいたします(*´︶`*)♥️

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サクシャ
サクシャ
次のお話は悠真と2人きり‪‪❤︎‬です

お楽しみに!
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