第17話

どうしよう、
933
2018/12/10 09:51





これは、ご飯を食べ終わり、お風呂に入ろうとしているときのことだった。










いつもみたいに、ひとりで歩いてた。







ほんとに、なんで私のことが好きなんだろ…









そんなこと考えてたら…







  













女子
ね、それめっちゃ思った
女子
だよね!
女子
あれまじでおかしいよね…
女子
でも龍友くんが言ってきたんでしょ?
女子
はぁ?!
女子
えっ?そうなの?
女子
ありえない…
女子
あんなやつのどこが…













もう慣れてるけどね、こんなこと。








でも、やっぱりつらいな…

















このまま、みんながいるところに行きたくはないので、







 
お風呂、諦めよっかな…






































裕太
なにやってるん?
乃々華
えっ…
裕太
風呂、入らへんの?
乃々華
あー、…うん
裕太
なんかあったんやろ?
乃々華
なんでわか…っ







え…?






乃々華
…あの、
裕太
ごめん。もう少し、こうさせてや。





はじめてのことに、動揺が隠せなくて…






でも確かに今、裕太くんに、抱きしめられてる…

















裕太
…龍友くんに、取られる前に
乃々華
どういう、こと…?
裕太
両思いなんやろ、2人
乃々華
…うん、でも、わかんない
裕太
今こんなこと言っても困らせるだけやけど、
乃々華
うん…
裕太
俺、乃々華のことが、好きなんや
乃々華
っえ…
裕太
ごめん。











そう言って、体を離された。





















裕太
…で、何があったん?話したくなければええんやけど






急にいろんなことがありすぎてついていけない…







いま、告られたよね…




でも、さっきの話題に戻った?





どういうこと…












乃々華
あ、えっと、お風呂入ろうとしたら、私の愚痴言われてた。
裕太
…なんなんそれ






裕太くんの顔が急に変わった。










裕太
もう無理や…




また抱きしめられた。









ほんとに…どうしちゃったの…

























わたしもめっちゃ、




















ドキドキしてる…
















せっかく、



















気持ちを認めようとしてるのに…

 


























龍友
裕太くん、なにしてるん?








顔を上げたら、視界の端に龍友くんが写った。








そして次の瞬間、目の前にいた。

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