第3話

彼氏(仮)【テオくん】
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2018/04/24 06:34
あらすじ言うな。((あ、俺寺島


さっきじんたんに告ったわけよ、ドッキリでね?

そしたらOKされちゃったわけよ。


どうする?


今更ドッキリなんて言えないぞ!!






………ひ、ひとまず寝よう。
テオくん
そ、それじゃ寝r……
えええええ!?



なにその困った顔!?じんたん!?

それはなんの表情なの?


え!


こんな時、彼女は彼氏になにを思ってるんだぁ!!!




『もう寝ちゃうの?』(うるうるお目目で)

『お話したいのに……』(俯きながら)

『付き合ってるんだよね?わたしたち…』(そっぽを向きながら)

『抱きついてもいい……?』(上目遣いで)

『一緒に寝たら、ダメかな……?』(困った表情で)




どれなんだよぉぉおぉおお!?!?




じんたんは困った顔してる……まさか……………



俺と一緒に寝たいの?え?



えええええええ!?


いきなり!?え!?




…………でも、こんな結末に持って行ったのは俺のせいなんだ。


しょうがない、人肌ぬでやるか。



俺はすぅ〜と息を吸ってはいた。






………よし、言うぞ寺島。


テオくん
じんたん、一緒に寝よ?

こ、これでいいんだよね?




いいんだよねぇ!!




誰かいいって言ってくれぇぇえぇえ!
じんたん
………え?
なんで驚いてるの?


まさか………




選択間違えた!?




じゃあ何?

お話したかったの?

抱きつきたかった?

付き合ってるか確認したかっただけ?



どれ!?



それかどれでもない?
テオくん
あ、いや、いきなりはまずかった?よね……
声が上ずっちゃったよ?


一応じんたんの彼氏(仮)なんだから!!



びしっとしてなきゃ!

情けないだろお!
じんたん
……いや、別にいいよ…………?
テオくん
……え?
え?


ん?





ええええええええ!?




じゃあさっきの驚きは何!?

ほんとは他のこと望んでたけど一緒に寝るのもアリかな〜みたいな?


女心ってわからんっ!(じんたんは男です)


テオくん
そそそ、それじゃあ、俺の部屋行こ?
じんたん
うん……
じんたんはそっぽを向きながら言った。



もしや、確認したかっただけですかぁ?

えぇ…………。



てかさ、


何ちゃっかり俺の部屋呼んでんの!?


恥ずいだろばかっ!!



顔赤くないよね?


赤くないよね?




大丈夫だよね?




うん、大丈夫。(なにを言っているのでしょう)





よし、


じんたんがドキドキしそうなことするか。





まずはじんたんの腕をつかみーの、

引っ張りーの、


自分の部屋に入れる〜。




そして自分が外側で寝る。




よし、じんたんもドキドキしてる…………





してないっ!?


赤くないし!顔!




え、じんたんは何したらドキドキするんすかぁ!?
テオくん
それじゃあ、おやすみ
じんたん
うん、おやすみ……

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