琴音視点


ガチャンッ！！
「オイテメードアちゃんと閉めろやオラ！！」


「うるせええええ！！！こっちは遅刻しそうなんじゃボケ！！」




やべーよなんでだよ
なんで一話からこれ！！？
ウェーイウェーイウェイウェーイウェイウェイウェーイでここまできたもののってあーダメだこれ曲がり角だわ絶対アイツと会うわ

「ルンルンだねー♪今日も遅刻だ♪」

「なんでルンルンなんじゃボケーッ！！！！」



ズシャァァァア







「えー？もうずっと遅刻でいいかなーと思って。」

「ダメだろうがよクソが」


「相変わらず口悪ぃねー！」


「悪ぃねーじゃねぇんだよてめーのせいで絶対に遅刻ですよ笑ってんじゃねぇぇえ！！」


「あ、名前」


「あー忘れてたすいませんね皆さんこのバカが新井良平ですよ」


「バカってひでーなおいw
あ、この口悪くてひでーのが杉本琴音です」


琴「あ？せめてさんかちゃん付けろや」


良「きゃーっ、もう遅刻よー！」


琴「えっ嘘っうわぁぁあもう朝の会始まってるよ！！」


良「へっへーん良平ワールドに取り込まれてるからだーいww」


琴「あぁ！？…ちょっおいってめー待てや！！」


良「まったくよーあんた女のくせに女らしくねーよな、おしとやかさとか優しさがないっつーか、内面の可愛さがないっつーか」


琴「おい、そのおしとやかで優しくて内面も可愛いみたいな完璧な女想像すんのそろそろやめれば？」


良「やだよ、俺の中の女ってそれ、だか……」


良「らっ！！」
琴「…じゃねーだろ！！」


良「ふぇーやっと着いた」


琴「よーしおいらの方が速い〜」


良「あってめー！」


琴「よっしゃー！！」


「……じゃねーぞ、お前ら何か言うことは？」


琴「あーいいじゃんよっしー」


良「へいへい、遅刻してすいませんでした。」 


琴「あーっ左右ドリルやめて痛い〜〜！！」


「じゃあ言え」


琴「誠にすみませんでした……」


「よーし」

琴(学校一キレどころが意味不明でイケメンで優しく、そしてひどく、めんどくさがりな教師と言ったら２年の間では答えは一緒、「吉原龍東（りゅうとう）」よ)


吉「誰に話しかけてやがる、つーかその前に授業めんどすぎるから帰りたいやつ理由教師が返していいと思うほどの嘘だったら帰っていいぞー」


「やったぜ！！やっぱあんたは最高だ！！！」

「フゥー！！！ゲームし放題！！」

「つかなんでこの先生いなくならんの？？」

琴、良「「最＆高！！！」