「「「「あざっしたー!!!/ありがとうございました!!!」」」」
黒尾「かいさーん!!!」
山本「黒尾さん!!」
黒尾「どうした??」
山本「猫又監督が呼んでます! 」
黒尾「おお、ありがとう」
山本「いえ!」
孤爪「じゃあねクロ」
黒尾「気をつけえ帰れよー?あ、あとゲームのし過ぎ禁止な?? 」
孤爪「分かってるよ、。」
黒尾「じゃあなー」
黒尾side
監督、何の用だ??
練習のことか??
合宿??
練習試合??
合宿なら梟谷とか来るんだろうなー
…………あの烏野も。
どんだけ強くなってかなぁ笑
楽しみだ。
黒尾「猫又監督」
猫又「おお、来てくれたんだな。」
黒尾「まぁ笑」
猫又「合宿があるからみんなに伝えといてくれるか?? 」
黒尾「了解です」
猫又「合宿は3週間後、来るチームは烏野、梟谷、伊達工業、白鳥沢。」
黒尾「分かりました」
猫又「頼んだぞー。」
あれから職員室を出てすこし薄暗くなった廊下を歩く。
随分暗くなったな。
事故とかしてねぇかな
水道辺りは月がよく見える。
そして君もよく見えた。
黒尾「あなた、なにしてんだよ。」
つい強く言ってしまった。
こんな時間まで残ってたんだな。
あなた「黒尾こそなにしてんの。」
しゃがみながら彼女は言う。
ひとつも目を合わせずに。
黒尾「俺は監督に呼ばれたから 」
あなた「ふーん。 」
興味の無いように彼女は言う。
いつもなら「何、怒られたの?笑」と笑顔を見せる彼女だが笑うどころかとても暗い。
黒尾「早く帰れよ」
あなた「分かってるよ。」
黒尾「家族心配するぞ。」
あなた「………………うん、」
黒尾「じゃあな」
俺は彼女を置いて家に帰った。
ホントなら送ってやりたいけど今のアイツじゃ送れそうにない。