あなた side
中島「 最近 全然お前ら喋ってないな 」
「 あぁ、うん笑 」
中島「 廉がさぁu 」
「 ごめん! 中島くん、先行ってて 」
中島「 おぉ笑 」
委員会の帰りに
中島くんにそう言って私は、
走り出した
,
誰もいない中庭に ぽつんと座ってる先輩
を見つけたから
「 先輩? こんな所で、何してるんですか 」
平野「 ぅわぁっ ‘ 寺嶋 ’!? 」
いつもよりハスキーな声で驚く先輩
「 寺崎です笑 」
平野「 なんでもないよ笑
‘ 寺嶋 ’も早く部活行けよ 」
「 嘘です、、私見てました 」
平野「 はぁぁ まじか笑
俺 情けねぇ
後輩に振られてるトコ見られるとか 」
「 そんな事、ないですよ、、 」
今の私に出来る事は、先輩の隣に
座っていることだけなのかな?
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今日は、もう1つ公開予定です
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。